子どもアドボカシー全国セミナー2025の開催について
2025年5月11日(日)、NPO法人全国子どもアドボカシー協議会が主催する「子どもアドボカシー全国セミナー」が開催されることが決まりました。このイベントは、全国各地からの参加者を募り、子どもの権利とその声を大切にする社会の実現に向けて様々なテーマで議論される機会です。
イベントの目的
子どもアドボカシーとは、子どもが自らの思いや意見をしっかりと表現し、それを社会に届けるための活動です。このセミナーは、その理念を広めるために行われ、子どもの声を聴くことの重要性や、子どもが自らの意見を声に出す際の課題について考える場として設けられています。
開催の背景
最近では、子どもアドボカシーの考え方が注目され、福祉施設や学校など様々な現場でその意義が認識されています。しかし一方で、子どもが声をあげることの難しさや、声を聴くための環境整備が十分ではない現状も浮き彫りになっています。このセミナーでは、全国各地での取り組みや実践例をシェアしながら、アドボカシーの理解を深め、推進していこうという目的があります。
セミナーのテーマ
今年のテーマは「つかむ、ふかめる、ひろげる、子どもアドボカシー」です。メインシンポジウムを通じて、子どもに関わるさまざまな立場の実践者たちが「子どもの声が大切にされるとはどういうことか」を議論します。また、分科会では学校や乳幼児の現場での実践を紹介し、参加者が抱える「声を聴くことの難しさ」についても対話が行われる予定です。
開催概要
- - 日時: 2025年5月11日(日) 13:00〜17:30(予定)
- - 会場: サイボウズ株式会社東京オフィス(東京都中央区) + 一部オンライン配信あり
- - 参加費: 会員¥2,000、一般¥3,000。29歳以下の参加者は無料(要事前申込)
- - 主催: NPO法人全国子どもアドボカシー協議会
- - 助成: 公益財団法人 SBI子ども希望財団
プログラム
セミナーは午前と午後に分かれ、午前中には現地参加者のみのアドボケイト交流会が行われます。午後にはメインのセミナーが開始し、シンポジウムと分科会が行われます。
メインシンポジウム
代表的なスピーカーたちが、自身の経験を元に「子どもの声を聴くこと」について討論します。このセッションでは、医療や地域の遊び場、行政政策など異なる視点からの意見が交わされ、子どもたちの声を社会でどのように活かしていくかがテーマとなります。
分科会
- - 乳幼児のアドボカシー: 保育や遊び場での実践を通じて、どのように子どもの声を聴くか。
- - 学校における実践: 教育現場での取り組みや課題を共有。
- - ピアアドボカシーの広がり: 若者の声をいかにして広めるかという事例を紹介。
最後に
「子どもアドボカシー全国セミナー2025」は、子どもたちが発言しやすい環境を整えるための重要なステップであり、参加者同士が意見を交わし合いながら新たな視点を得る機会となるでしょう。子どもたちと共に未来を築くために、ご参加をお待ちしております。詳細や申し込みについては、公式サイトをご覧ください。