テクマトリックスとvottiaがAIエージェントで顧客対応を自動化

テクマトリックスとvottiaの新たな連携

テクマトリックス株式会社（東京都港区）と株式会社vottia（東京都品川区）の連携が、顧客対応の自動化を強力に後押しします。テクマトリックスが開発したコンタクトセンター向けCRMシステム「FastHelp」と、vottiaのAIエージェントプラットフォーム「maestra」が結びつくことで、運用の効率化と顧客体験の向上を実現します。これにより、コンタクトセンターの業務プロセスは大きく変わることが期待されます。

1. 連携の要点

この新しい取り組みのポイントは、FastHelpとmaestraの連携によってCRMデータの即時活用が可能になることです。これにより、顧客情報や過去のやり取りなどのデータを、AIエージェントが業務上の必要に応じて安全に取得し、更新することができます。具体的には、顧客が製品サポートを依頼すると、maestraがFastHelpのデータベースを照会し、適切な処理を自動的に行います。このシステムにより、顧客からのリクエストがあった際に、新しいチケットを自動で生成したり、既存のチケットを更新し、必要な手配を一手に行えるようになります。

2. コンシェルジュ体験の向上

AIエージェントが対応することで、待ち時間が短縮され、問題解決が迅速になります。顧客はこれまで以上にスムーズな体験を受けることができるでしょう。また、オペレーターにとっても、AIエージェントが対応できる範囲が広がることで、より複雑な問題に集中できるため、業務全体の効率が向上します。さらに、リアルタイムでのデータ活用が進むことで、パーソナライズされたサービスの提供が可能になります。

3. 未来への展望

テクマトリックスは、国産のコンタクトセンターソリューションとして卓越した導入実績を持ち、デジタルチャネルの高度化に尽力しています。今後も、さまざまなシステムとの連携を強化し、AIを活用した実用的なソリューションを提供することで、顧客体験（CX）の向上と業務効率化を目指します。この連携の詳細は、2025年11月13日および14日に東京で開催される「コールセンター/CRM デモ＆コンファレンス 2025」にて紹介される予定です。詳細情報は、公式サイトを通じて確認できます。