阪急阪神エクスプレスが新入社員の入社式を開催
2025年4月1日、阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)は、30名の新入社員を迎えた入社式を行いました。場所はホテル阪神大阪で、社長である谷村和宏さんが訓示を述べ、新入社員たちに向けた期待とアドバイスを語りました。
訓示の内容
谷村社長は、入社式の冒頭で新入社員たちの入社を祝福しました。「誠におめでとうございます。本日ここに集まった皆さんに心からの歓迎を申し上げます」との言葉で始まりました。
業界の現状
続いて、現在の国際輸送業界の変化について触れました。コロナ禍の影響で、物流環境は大きく変わり、一般貨物の航空輸送需要が減少する一方、中国やベトナムからの米国向け越境EC貨物の需要は高まっているとのことです。さらに、日本からの輸出が減少している中で、運賃が高騰し続け、ビジネスの在り方を見直す必要性があると強調しました。これらの状況を踏まえ、会社としては、顧客との取引をグローバルに一元管理し、新たなビジネスチャンスを模索しているとのことです。
新入社員へのメッセージ
谷村社長は新入社員に向けて、特に意識して欲しい2つのことを述べました。
1. 目標を持つこと
目標設定の重要性について、谷村社長は「目標を掲げることを諦めず、どんな状況にあっても貪欲に、前向きに目指すことが大切です」と伝えました。学生時代の部活動や個人の取り組みに触れながら、目標を持つことで成長していくことの重要性を強調しました。
2. 最後までやり抜くこと
続いて、定めた目標を達成するためには、最後までやり遂げる意志が必要だと述べました。「お客様や社内外の関係者に信頼される存在になることが、目標到達への確かな道となる」と話し、粘り強さを持つことの重要性を説きました。
企業文化の変革
入社式の中で、長い歴史を持つ会社である阪急阪神エクスプレスの企業文化についても触れました。既存の文化を守るべき部分と変革すべき部分がある中で、新たに入社した皆さんには、変化を起こす原動力になってほしいという期待が込められています。谷村社長は「フレッシュな意見を持ち、おかしいことはおかしいと言える強い人になってほしい」と鼓舞しました。
感謝の気持ち
最後に、入社を迎えた新入社員たちには、感謝の気持ちを持つようにと促しました。「今までお世話になった方々やご両親へ感謝を忘れずに」とのメッセージが伝えられ、社会人としての新たな一歩を踏み出すことへの喜びと責任を改めて記しました。
今後、阪急阪神エクスプレスでの生活が豊かで輝かしいものであるよう、皆さんの活躍を期待したいと思います。
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