陣痛タクシープロジェクト
2017-05-11 11:00:53

妊婦さんの力強い味方。日本交通が始めた『陣痛タクシープロジェクト』とは?

妊婦さんのための新たな支援『陣痛タクシープロジェクト』の魅力



日本交通が他の13社と共にスタートした『陣痛タクシープロジェクト』が注目を集めています。このプロジェクトの一環として提供される「マタニティギフト」は、妊娠中の女性たちをサポートする新しい育児のスターターキットです。このギフトは、日本交通が音頭を取る「陣痛タクシー」サービスに登録した妊婦さんに無料で配布されるもの。多種多様な子育てに必要なアイテムが詰まっていますが、その背後には特にフィンランドの「マタニティボックス」にインスパイアを受けたという考えがあることをご存知でしょうか?

様々な育児アイテムを厳選


「マタニティギフト」にはオムツや哺乳瓶、全身シャンプーなど、出産後の子育てに役立つアイテムが揃っています。さらにカフェインレスのコーヒーや家事代行サービス、食品宅配、そして子どもに必要な連絡先や事故防止の情報をまとめたファイルも同封されます。このような配慮がなされたギフトは、多忙な妊婦さんにとって大変重宝されることでしょう。

陣痛タクシーとは?


『陣痛タクシー』とは、妊娠中の方がスムーズにタクシーを呼ぶことができるサービスであり、2012年からサービスを提供しています。事前にお迎え場所やかかりつけの病院、出産予定日といった情報を登録することで、通院時や陣痛の際の緊急時に簡単にタクシーを呼ぶことができます。東京都内の妊婦さんの約30%が登録しており、これまでに約12万人の登録者を抱えています。

少子化への対応として


日本の少子高齢化が進行する中で、女性が安心して子育てできる環境が求められています。厚生労働省が公表したデータによると、2053年には日本の人口が1億人を下回る見通しが立てられているため、企業にも子育て支援の強化が求められています。陣痛タクシープロジェクトはそのような社会背景から、妊婦さんへのサポートをより一層強化していくことを目的としています。

参加企業の充実した協力


このプロジェクトには、ユニ・チャームやミキハウス、UCC、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど14社が参画しており、それぞれの企業が育児に役立つ多様な商品を提供しています。例えばユニ・チャームからはオーガニックコットンを使用した紙おむつ、ミキハウスからは赤ちゃんのための可愛い布絵本が提供されます。

このように多くの企業が協力することで、プロジェクトの認知度や普及が進み、妊婦さんたちの生活向上につながることが期待されます。加えて、今後1年以内には東京都内の妊婦さんの半数以上に「マタニティギフト」を届ける計画もあり、益々の広がりが見込まれます。

事務局の今後の展望


日本交通とJapanTaxiは、将来的にはプロジェクトの協賛金の一部を運賃に充てることで「陣痛タクシー」を実質的に無料化することを目指しています。また、支援を受ける妊婦さんが快適に過ごせるような様々な取り組みが続く予定です。

まとめ


『陣痛タクシープロジェクト』は、妊婦さんの負担を軽減し、安心して出産を迎えられるようにサポートする新しい取り組みです。今後も日本交通は、妊婦さんとその家族が安心して生活できる社会作りに貢献していくことでしょう。

会社情報

会社名
JapanTaxi株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町3-12紀尾井町ビル 1F
電話番号

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