JDSCがTechnology Fast 50 2024 Japanで4位を受賞
株式会社JDSCが、デロイトトーマツグループが実施したテクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2024 Japan」で4位を獲得しました。前年に比べなんと1,064%の成長率を誇り、この栄えあるランキングでの受賞を果たしました。
このランキングは、TMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業における収益成長率をベースにしており、上場・未上場を問わない企業が対象です。JDSCは、今回で22回目となるこのプログラムにおいて、その成長の証を見せつけました。
受賞の背景
JDSCがこれほどの高成長を実現できた要因は大きく二つに分かれます。一つ目は、「UPGRADE JAPAN」というミッションのもと、業界を超えた大手企業との提携を進め、単独の課題解決にとどまらない広範な産業全体の改革を目指している点です。企業が抱える課題に素早くアプローチし、パートナー企業の収益も迅速に立ち上がる構造が整っています。
二つ目は、AIソリューションサービスを軸に、共同出資やM&Aを駆使して、SaaSプロダクト、ファイナンス、マーケティングなど複数の領域に事業を展開している点です。これにより、JDSCはただの技術提供者から、自ら収益を創出し、価値を増していく企業へと成長しています。
CEOのコメント
JDSCの代表取締役CEO、加藤エルテス聡志氏は、受賞について「この度は、Technology Fast 50 2024 Japanにご選出いただき大変光栄に思います。常日頃からサポートを頂戴しているステークホルダーの皆さまのご支援の賜物です」とコメントしています。特に、AI分野の注目が高まっている中で、生成AIやLLMに関連するプロジェクトも多く進行しており、事業の拡大に順調に貢献しているとのこと。
直近の第一四半期決算では、コアビジネスであるAIソリューション事業において過去最高の四半期売上高を記録しました。
今後の展望
JDSCは、2024年12月に発表する中期経営計画において、2028年6月までに売上高266億円、営業利益18億円、EBITDA21億円を目指すことで、さらなる企業価値の向上を図ることを宣言しています。この目標達成に向けた取り組みは、企業としての飛躍を意味し、今後の成長が非常に楽しみです。
JDSCについて
JDSCは製造、物流、エネルギー、ヘルスケア、公共などの多岐にわたる業界において、社会全体の課題解決を志向した事業を展開しています。一気通貫型で高付加価値なAIソリューションの開発に強みを持ち、アルゴリズム開発やITシステムの構築など、多様なサービスを提供しているのが特徴です。特にAIアルゴリズムに強い技術力とビジネスの執行能力を兼ね備え、大手企業との共同開発を行っています。
結論
JDSCの受賞は、同社の成長戦略が功を奏し、業界内での影響力が高まっていることの証明です。今後も、JDSCの動向から目が離せません。これからの活躍が期待されています。