MIC株式会社の「Co.HUB」が受賞した理由
販促物の共同配送プラットフォーム「Co.HUB」は、2025年度のグッドデザイン・ベスト100に輝きました。この評価は、物流の効率化と環境に配慮したサービスとして、高く評価されています。これにより、業界の革新に向けた道筋が示されました。
受賞の背景
第1に、顧客である小売店とメーカーの負担を軽減しながら、販売促進物の物流プロセスを最適化した点が挙げられます。従来、メーカーごとにバラバラに配送されていた販促物を一括で集約し、店舗のニーズに合わせて梱包・配送する仕組みが確立されました。このプロセスは、年間で数百万の段ボール使用量とCO2排出削減に貢献しています。
Co.HUBの特徴
「Co.HUB」は、単なる配送サービスではありません。各メーカーの販促物を一つの拠点で集約・梱包し、週に1回店舗に配送される仕組みが特徴です。この方式では、必要な販促物だけが納品されるため、無駄を省くことができ、効率が最大化されます。また、外装に設置情報を明記することで、店舗内での設置作業も効率化されています。
業界の課題と解決策
過去の調査では、ドラッグストアでの販促物配送は、月に100箱にも及び、約30%の設置率にとどまっていました。このような非効率的な状況を改善するため、Co.HUBが開発されました。実際、サービス開始からわずか2年半で、全国のドラッグストア店舗の半数以上で導入されており、その効果が実証されています。
グッドデザイン賞の意義
今回の受賞は、物体のデザインだけでなく、サービス全体のデザインに対する理解と評価があったことを示します。グッドデザイン賞は、社会課題を解決するための手段をデザインと捉え、評価するプラットフォームです。このため、Co.HUBの受賞は企業の持続可能性や新しいビジネスモデルの重要性を示すものとなりました。
MIC株式会社のビジョン
MIC株式会社は「デジタル×フィジカルで企業の未来にイノベーションを起こす」というビジョンを掲げています。これを踏まえたCo.HUBは、企業と社会の両方にプラスをもたらすことを目指しており、業界全体の人手不足や業務の非効率を解消するために尽力しています。
コンサルティングから物流支援まで、サービスの幅を広げ、「リテール販促360°フルサービス」を通じて顧客のビジネス改善に貢献しています。コーポレートサイトや公式SNSも活用し、顧客とのコミュニケーションを図る姿勢も評価されています。
まとめ
「Co.HUB」の受賞は、持続可能な物流の実現に向けた一歩であり、業界の課題解決に向けた重要な取り組みとなっています。今後もMIC株式会社がこの成功を基盤に、さらに新たなサービスや技術を提供していくことに期待したいと思います。