株式会社ウフル、DATA-EX賞受賞の栄誉
株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇史)は、一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)が発表した2024年度のDATA-EX賞において、データ社会活用アイデア大賞を受賞した。この受賞は、ウフルが提供する3Dマップを活用したデジタル避難訓練の取り組みに対する評価である。
ウフルは、2021年から2023年にかけても、3密可視化システム、応急給水ポータル、ロケーションシステムといった革新的なアイデアで続けて受賞しており、今回の受賞は4年連続となる。
DATA-EX賞について
データ社会推進協議会が主催するDATA-EX賞は、2021年から始まった表彰制度である。この目的は、デジタル庁が掲げる「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」という理念に賛同し、データ社会に貢献する個人や団体を称えること。受賞者は、特に顕著な業績を持つ者として選ばれている。
3Dマップを活用したデジタル避難訓練とは
今回受賞したデジタル避難訓練は、GPSトラッカーを利用し、実際に避難する際の位置情報や津波浸水シミュレーションデータを3D都市モデル「PLATEAU」と統合。この結果をデジタルマップ上で可視化・分析することで、参加者は避難行動を理解しやすくすることができる。この取り組みには以下のような重要な特徴と効果がある。
1.
多様な参加者のデータ活用: 高齢者や観光客など様々な人々が参加し、その行動データを防災計画に活用。
2.
参加者自身の防災意識の向上: 実際の運用を通じ、成功と失敗を確認でき、防災意識が高まる。
3.
防災計画の見直し: 蓄積されたデータは、地域全体の防災計画の見直しや再シミュレーションにも役立つ。
このデジタル避難訓練は、国土交通省のスマートシティ実装化支援事業にも採用されており、すさみスマートシティ推進コンソーシアムの一環として展開されている。将来的には全国の自治体に向けた拡大も見込まれている。
株式会社ウフルの理念
ウフルは、「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」という理念のもと、企業や社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)やデータ活用の支援・推進に取り組んでいる。自社製品やソリューションを駆使し、クラウドサービスの導入やシステム開発をワンストップで提供。また、地域や産業のDXを実現するため、IoTやブロックチェーン技術を活用した信頼できるデータ流通の仕組みの導入に向けた提言も行い、研究開発を進めている。
ウフルの活動は、これからも多くの人々の生活向上と安全に寄与し続けるだろう。