新しいペット葬儀の形「MOTHER」登場
株式会社MIROKU(東京都千代田区)は、ペット用アクアメーション装置「MOTHER」の販売を2026年3月17日から開始すると発表しました。この革新的な製品は、ペット葬儀業界において新たな選択肢となることが期待されています。
アクアメーション葬法とは?
アクアメーション葬法は、水を使った新しい葬儀方法で、火葬に代わる優しいプロセスを提供します。この装置「MOTHER」は室内設置型のコンパクトタイプで、約15㎡のスペースで運用可能です。市街地のオフィスビルや商業施設でも使用できるため、ペットが亡くなった際に自宅近くで葬儀を行うことができます。
さらに、従来のペット火葬では課題となっていた「排煙や臭い、騒音」を大幅に低減することが可能です。これにより、高齢者の飼い主が移動する負担を軽減し、家族や友人が葬儀に参加しやすくなるという利点があります。
環境への配慮
アクアメーション葬法は、火葬と比較して二酸化炭素の排出を90%削減できるため、環境に優しい葬儀として注目を集めています。MIROKUはこの葬法の普及を通じて、家族の一員として大切にされてきたペットとの生活をサポートし、新たなニーズに応えようとしています。
アンケート結果が示す意識の変化
株式会社MIROKUは、2026年1月にペットを飼っている男女115名を対象に独自のアンケートを実施しました。結果として、「人と同様の葬儀を希望する」と答えた人は約80%にのぼり、その中でアクアメーション葬法を「検討したい」「行いたい」と答えた割合は70%を超えていました。
また、アクアメーション葬法を知らなかった方が90%に達したのに対し、葬儀を検討する際にこの方法が選択肢として入ると回答した方は88%に達しました。これらの結果は、現代のペット愛好者が伝統的な葬儀方法にとらわれることなく、自分に合った最適な方法を求めていることを示しています。
アクアメーションのプロセス
アクアメーションは、アルカリ加水分解法によってペットの遺体を処理します。装置内部にアルカリ水を注入し、緩やかな水流を加えながら50℃以上に加温。施行時間は個体の大きさにより異なりますが、通常1〜2時間程度で完了します。既存の火葬方法に対する新たな選択肢として、多くのペット愛好者に受け入れられることが期待されています。
まとめ
株式会社MIROKUが展開するアクアメーション装置「MOTHER」は、ペットへの新たな葬儀スタイルを提供し、環境保護にも寄与することを目指します。家族同様の存在であるペットの最後をより心温まる形で見送るために、同社は今後もアクアメーション葬法の普及に力を入れていく予定です。これからのペット葬儀の在り方に変革をもたらす「MOTHER」に、注目が高まっています。