デジタル野球教室の開催について
2024年11月16日(土)、青木宣親氏をスペシャルコーチとして迎え、「デジタル野球教室」が開催されます。主催は東京品川区を本社所在地とするライブリッツ株式会社です。青木氏は2024年シーズンをもって21年間の現役生活を終えた元プロ野球選手であり、彼がもたらす指導は多くの選手にとって貴重な経験となることでしょう。
この教室では、ライブリッツが開発した最新の計測機器を用いて、アマチュア選手のスキル向上を目指します。データ計測や分析の技術を学びながら、選手自身が自身の能力を定量的に把握し、より効果的なトレーニング法を見つけ出す手助けを行います。デジタルの力を借りることで、選手たちは新たな視点から自らのプレーを改善することができるのです。
デジタル野球教室の内容
具体的には、Rapsodo、トラックマンB1、MA-Q、BLAST、TechnicalPitchといった計測機器の使い方やデータの理解を深め、自身に合った指標を設定して効果的なトレーニング方法を考えるワークショップが設けられます。また、プロのコーチや元プロ選手によるデータ分析やプレイ指導も行われます。
スペシャルコーチ 青木宣親氏とは
青木氏は2003年に東京ヤクルトスワローズにドラフト4位で入団し、プロ野球界で数多くの記録を打ち立ててきました。特に、シーズン200安打を2度達成した日本プロ野球史上唯一の選手です。彼はアメリカのメジャーリーグでも活躍し、ワールドシリーズに出場するなど、その経験値は計り知れません。
青木氏は「アメリカで学んだデータの重要性を生かしつつ、皆さんと共に新たな楽しみ方を見つけたい」とコメントしています。このデジタル野球教室は、彼にとっても新たな挑戦と成長の場となるでしょう。
コーチ陣の紹介
教室には、打撃コーチの松井淳氏と投手コーチの内田聖人氏も参加します。松井氏は東京ヤクルトスワローズでの活躍後、現在は育成コーチとして指導する立場にあり、内田氏は米国で培ったピッチング技術をもって教えています。これらの多彩な経験を持つコーチ陣が参加することで、参加者は幅広い視点から学ぶことができるでしょう。
開催概要と参加条件
この野球教室は明治神宮外苑の室内球技場にて、11:00から16:00の間に開催されます。参加対象は中学1年生から3年生までの硬式野球クラブに所属している方で、参加費は7,000円です。各自スパイクやグローブなどの必需品を持参する必要があります。
チケットの申し込みは2024年の10月24日から開始され、限られた時間での一次募集と二次募集が行われます。定員に限りがあるため、早めの申し込みが推奨されています。
デジタル技術が野球に与える影響
デジタル野球教室は、野球界におけるデータ活用の重要性を実感できる機会です。メジャーリーグでの日本人選手たちの活躍は、さまざまなデータの活用によるものとされ、選手自身のパフォーマンス向上に役立っています。データによって自身を深く知り、そのデータを生かすことが、さらなる成長につながるのです。
参加者にとって、この教室が未来の野球人生において良い影響を与えることを期待しています。