ビクセンが新たに登場させる「レデューサーV0.71×」
株式会社ビクセンが、2024年8月8日(木)に新製品「レデューサーV0.71×」を発売します。この新たな製品は、フォトビジュアル鏡筒のフラッグシップモデルであるVSD90SSの性能をより一層引き出すために設計されています。これまでの「レデューサーV0.79×」と比べて、特にその性能が大きく進化しています。
優れた光学性能を実現
レデューサーV0.71×は、2枚のEDレンズを含む4群4枚のレンズ構成を採用しています。この設計により、フルサイズの写野全体で均一な鋭い画像を提供し、中心から周辺にかけて豊かな光量を確保しています。従来のモデルよりも大口径レンズを採用したことで、よりクリアで明るい撮影が可能になります。これは特に星夜の撮影において重視される要素です。
撮影効率の向上
レデューサーV0.71×によって、F値が5.5から3.9に縮小されます。これにより、短時間で露出するハイスピードアストロカメラとしての機能が一段と強化され、同じ時間内でより多くのカットを撮影することが可能になります。さらに、この製品は写野全体にわたる高品質な画像を提供しつつ、周辺減光も極限まで排除しているため、後の画像処理が軽減され、作業の効率が高まります。
製品の詳細
- - 発売日: 2024年8月8日(木)
- - 価格: ¥148,500(税別¥135,000)
- - 商品コード: 26638
- - JANコード: 4955295266388
このレデューサーは、VSD90SS鏡筒に対応しており、倍率は0.71×、焦点距離は495mm(F5.5)から351mm(F3.9)へと設定されています。イメージサークルはφ44mmで、特にASコートによる高い透過率を誇ります。
また、ユーザーにとって便利なフィルター取付けも可能で、市販の60mmフィルターが使用できます。付属品として六角レンチ(2mm)も含まれています。
株式会社ビクセンについて
ビクセンは1949年に創業され、埼玉県所沢市に本社を置く光学機器メーカーです。天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計と製造に強みを持っています。公式ウェブサイトやSNSを通じて、様々なイベント情報も発信しています。特に星空観望会などのイベントは、多くの人々に天文への興味を促す機会を提供しています。
新しいレデューサーV0.71×の発売は、アストロフォトグラファーにとってさらなる創造性を引き出すアイテムとなることでしょう。高品質な撮影体験を提供するこの製品に注目です。
もっと詳しい情報は、
ビクセンの公式ページをご覧ください。