新しい「ジョブカン年末調整」で業務効率化を実現
2024年10月16日、株式会社DONUTSが提供するクラウドERPシステム「ジョブカン」に、年末調整機能の新バージョンが加わりました。特に2024年度の税制改正を反映し、定額減税にも対応していることが大きな特徴です。この新機能により、従業員データの一元管理や、年末調整書類の作成がこれまでよりもスムーズに行えるようになりました。
定額減税への対応
2024年の年末調整では、「令和6年分所得税について定額による所得税の特別控除」が新たに実施されます。「ジョブカン年末調整」では、従業員への簡易アンケートを通じて、自動で対象者の判定や減税額の算出が可能に。これにより、手間のかかる作業が大幅に軽減されます。特に、自動判定が難しい場合でも、簡単に対象人数を手入力やCSV登録で修正できる機能が充実しています。
ユーザーの声を反映し、機能を追加
新機能には、税区分項目の追加や、過不足額の精算画面に関連情報の表示が含まれています。具体的には、『ジョブカン労務HR』からダウンロードできる住民税情報や税区分項目の情報が豊富にそろっています。
- 給与支払報告書提出先市区町村コード
- 住民税徴収方法など
- 非居住者区分
- 災害者の情報など
これらの情報は、従業員情報との連携によって自動的に反映され、その利便性を高めています。
業務がスムーズに進む仕組み
「ジョブカン年末調整」では、昨年からの要望に基づき、ユーザーが扱いやすいよう様々な改善がなされました。ユーザーにとっての利便性を高めるために、過不足額の精算画面には最終反映日時を表示するなど、透明性を持たせる仕組みも追加されています。また、年末調整の最終確定日時も確認が可能です。
従業員への負担軽減
Web上で簡単に情報収集を行えるため、従業員からの問い合わせが減ることも期待されます。紙を用いた業務の煩雑さから解放され、また従業員が自分の情報をPCやスマートフォンから直接確認・入力できることで、手続きの迅速化が図られています。
まとめ
「ジョブカン年末調整」は、クラウド上で効率的な年末調整を実現し、企業におけるバックオフィスの業務負担を軽減してくれる頼もしいサポーターです。特設サイトではさらなる情報が提供されていますので、詳細な機能や使い方などを確認してみてください。年末調整の際は、ぜひ「ジョブカン」をご利用ください。