Pendoが『Agent Mode』を発表
2023年、Pendoが新たな対話型AI機能『Agent Mode』を発表しました。この技術は、全てのソフトウェア体験を向上させるというPendoのミッションに基づいて開発され、企業が効率的にプロダクトデータの分析やレポート作成を行えるよう支援します。
『Agent Mode』の概要
『Agent Mode』はプロダクトチームの作業を大幅に効率化します。これまでプロダクトマネージャーが何時間もかけていたフィードバック分析やリサーチ業務を、対話形式で簡単に依頼できるようになります。AIが自動的に必要な情報を収集・分析してくれるため、時間を大幅に削減できます。これにより、チームはユーザーの課題を理解し、より戦略的な意思決定を行うことに集中できるようになります。
期待される効果
この機能は、企業が迅速にイノベーションを市場へ届ける際の強力な助けとなります。PendoのCEOであるトッド・オルソン氏は「AIは私たちのソフトウェアとの関わり方を変えました」と述べ、その影響がエンタープライズソフトウェアの世界にも広がっていることを強調しています。『Agent Mode』は、常に学習を続けるアナリストとして、日常業務を自動で遂行し、チームにインサイトや提案を提供します。
データとの連携
さらにPendoは、Model Context Protocol(MCP)を通じて、PendoのデータをClaudeやAgentforceなどの大規模言語モデル(LLM)と連携できるようになりました。これにより、既存の企業ツールにおいても即座に利用状況や導入度、ユーザーの感情に関するデータにアクセスでき、分析と実行を一体にすることが可能となります。
将来の展望
これらの新機能は、Pendoの2025年の秋に予定されるリリースに含まれており、解約率の低減やチームの生産性向上に寄与する他、AIエージェントの導入を加速するためのさまざまなプロダクトアップデートも行われる予定です。未来に向けて、Pendoはますます多様なニーズに応える形で進化を続けていくでしょう。
Pendoについて
Pendoは、「ソフトウェアで世界のソフトウェア体験を向上させる」というミッションを掲げています。毎月9億人以上が利用するソフトウェアにおいて、数千のグローバル企業がPendoを活用し、ユーザー体験の向上を実現。技術者以外でもソフトウェア上の課題を分析し、ビジネス成果の最大化を支援しています。公式ホームページでは、より詳しい情報や導入事例を見ることができます。