地震からの教訓を生かす取り組み
2025年6月10日、北海道の厚真町で、事業継続(BC)とレジリエンスの視察・意見交換会が開催されます。このイベントは、特定非営利活動法人事業継続推進機構が主催し、北海道の自治体や経済団体と連携して行われます。ここでは、北海道胆振東部地震からの貴重な教訓を学び、今後の事業継続にどのように生かすことができるかを議論することを目的としています。
イベントの概要
この意見交換会は、ハイブリッド形式で行われ、参加者は現地の厚真町と千歳市の会議室、さらにZoomを使用してオンラインで参加することが可能です。8:00からは、参加者が集まる札幌駅を出発し、様々な視察と意見交換が行われます。日程は次の通りです:
- - 08:00 札幌駅集合
- - 09:30~11:00 北海道電力株式会社苫東厚真発電所施設見学
- - 11:00~12:00 北海道胆振東部地震土砂崩れ現場視察
- - 12:30~13:00 昼食(潮騒)
- - 13:30~14:30 山口農園(ハスカップ農家)見学・意見交換
- - 15:30~16:00 もりもと(菓子・パン製造販売)工場見学・意見交換
- - 16:00~16:45 事業継続(BC)・レジリエンスに関する意見交換会
- - 17:00 千歳駅解散
特に注目したいのは、工場見学を通じて事業継続の具体的な実践例を学ぶ機会です。午後には、事業継続(BC)に関する意見交換が予定されており、北海道の現地企業がどのように震災を乗り越えているのかを知る貴重な場となります。
参加方法や申し込みについて
参加は無料で、定員は千歳市の会場が10名、オンライン50名となっています。申し込みは、2025年6月9日まで受け付けており、定員になり次第締切となるため、早めの登録が推奨されます。興味のある方は、以下の専用リンクから申し込みが可能です:
BCAO申し込みページ
事業継続推進機構の役割
この組織は、2006年に設立され、事業継続を促進するための多様な活動を行っています。災害や事故が発生した際の企業の対応力を高め、経済的な被害を軽減するための活動を続けています。BCの重要性が高まる中、地域社会の安全と発展に貢献することがこの機構の使命です。
まとめ
この意見交換会は、北海道胆振東部地震の教訓を未来に生かすための重要なイベントです。地域のビジネスオーナーや自治体関係者、さらには災害に関心のある方々が参加し、知識や意見を交換することが期待されています。事業継続の考え方を学び、実践する良い機会ですので、ぜひ参加を検討してみてください。