近大九州短期大学が小学生向け出張講義を実施
令和7年、近畿大学九州短期大学の保育科教員が、嘉麻市立稲築東義務教育学校で出張講義を行います。対象は5年生の44人で、彼らに専門的な知識を提供し、自己の将来について考えるきっかけを創出することを目指しています。
出張講義の目的
近畿大学九州短期大学は、筑豊地域の唯一の短期大学として地域社会に貢献する人材を育成することを大切にしています。今回の出張講義はその一環であり、地域の小学生に専門知識を伝える場を設けています。講義を通じて、子どもたちが自身の未来に対する意識を高めることを目指しています。
実施概要
出張講義は2025年9月4日(木)に行われ、内容は以下の2つのテーマに分かれています:
1.
おりがみ絵本を作ろう(講師:皆川晶教授)
2.
「ちぎる・切る」コラージュ体験(講師:竹永亜矢教授)
この講義では、生徒たちが各テーマに分かれて、創造的な活動を通じて学びを深めます。おりがみ絵本作りやコラージュ体験を通じて、子どもたちは自分のアイディアを形にする楽しさを学ぶことができます。
参加する小学生の期待
地域の小学生にとって、こうした出張講義は新たな学びの場です。専門の教員と直接触れ合うことで、将来の職業選択や自己の可能性を広げる機会となります。特に、保育科の教員から学ぶことで、保育や教育に対する理解が深まることが期待されています。
これまで、近畿大学九州短期大学では飯塚市内や田川市内で出張講義を行ってきましたが、今回からは嘉穂・嘉麻地区にも活動を広げていくことになりました。地域とのつながりを重視し、次世代を担う子どもたちへの支援を続けていきます。
おわりに
この出張講義は、地域に根付いた教育活動の一環として子どもたちが自身の未来について考える重要な機会となります。近畿大学九州短期大学は今後も地域貢献を続け、次世代の人材育成に寄与していきます。このような取り組みを通じて、地域の未来をより明るく照らす存在になりたいという思いが込められています。