日本初の学べるゲストハウスが津和野町に登場
島根県津和野町は、「0歳児からのひとづくりプログラム」という独自の教育ビジョンを打ち出しています。このプログラムには、中学生や高校生向けの塾「町営塾HAN-KOH」や、文部科学省から指定を受けた高等学校DX推進事業の取り組みなどが含まれています。この津和野町に、今秋、日本初となる「学べるゲストハウス」がオープンします。
このゲストハウスは、津和野高校の元女子寮を利用しており、ITやデジタルスキルを学べる場として機能するだけでなく、観光地として知られる津和野町に来る外部の人々を受け入れる宿泊施設としても役立つことを目指しています。これは地域の人々、学生、滞在者が一緒に交流しながら学ぶ新しいスタイルを提案するものです。
地域おこし協力隊員の募集
宿泊施設の運営を担う「住み込み管理人」や「コミュニティ・マネジャー」として活動する地域おこし協力隊員の募集が始まっています。採用活動の一環として、2025年5月31日(土)にオンラインで「採用説明会」を実施する予定です。この説明会は、津和野町へのU・Iターンに関心のある方に参加してもらうことを目的としています。参加者は無料で、どなたでも参加可能です。
募集要項
業務内容
- - 宿泊施設の管理運営:予約対応やゲストへの対応
- - 交流・コワーキングスペースの運営
- - 地元住民や高校生向けのIT教育やワークショップの企画運営
- - 地域との関係構築やイベント企画、SNSでの情報発信
必要なスキル
- - 地域でのコミュニケーションに前向きになれる方
- - 基本的なPC操作ができる方
募集条件と給与
- - 月額約20万円(町の基準に基づく)
- - 契約社員としての雇用契約
- - 週4日程度の勤務、平日・土日を問わず柔軟な設定が可能
学べるゲストハウスの未来
このプロジェクトは津和野町の教育事業と強く結びついています。津和野町が力を入れている教育プログラムや「学べるゲストハウス」の設立により、さらに地域の活性化が期待されます。この新しい施設は、地域の資源を最大限に活用し、学びと交流の場を提供することで、地元住民や観光客にとって貴重な存在となるでしょう。さらに、ADDress津和野B邸としての多拠点居住者向けの住まいも提供されるため、関係人口の創出にも貢献することが見込まれています。
ADDressと地域の関係
ADDressは、「いつもの場所が、いくつもある」というライフスタイルを提案する多拠点居住サービスです。地方と都市の協力を通じて、地域の魅力を発信する活動を続けており、今回のゲストハウスの開業もその一環に位置づけられています。津和野町のような素敵な場所で新しい経験を求める人々にとって、学べるゲストハウスは理想的な選択となることでしょう。今後の展開に大いに期待が寄せられています。