新サービス「SAILOR Assessment」の概要
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は、通信事業者向けに新たに「SAILOR Assessment(セイラーアセスメント)」というサービスを提供し始めました。このサービスは、通信ネットワークの運用の自律化を支援するものです。近年、通信ネットワークはますます高度化・複雑化している中、運用コストも増加しています。このような背景から、ネットワーク運用の現状を評価し、課題を可視化することが重要となっています。
SAILOR Assessmentの特長
SAILOR Assessmentは、国際標準団体TM Forumのフレームワークに基づいた客観的な評価を行い、自律化レベル(Autonomous Networks Level:ANL)の識別を通じて、運用効率の向上とサービス提供プロセスの進化を支えることを目的としています。
特に、近年の5G、IoT、生成AIの普及に伴い、接続デバイスの増加や通信量の急増が見られます。ネットワーク運用の一部は自動化が進んでいるものの、まだまだ人力による運用が多く残っているのが実情です。このため、AIを用いた「自律型ネットワーク」に対する需要が高まっており、業界全体での自律化の取り組みが急務とされています。
利用の流れ
このサービスでは、通信ネットワークの運用状況を分析し、自律化の進捗を明確にします。さらに、改善計画を提示するコンサルティング形式を取っています。具体的には、3段階の提供メニューを用意しており、エントリーモデルは300万円(税抜き)から利用可能です。
運用業務ごとの自動化レベルを評価し、現状と目標とのギャップを可視化することで、優先すべき課題を明確化します。評価結果に基づいて、AIの活用方法や自律化の適用範囲を整理し、1〜3年のロードマップを策定することで、実行可能な自律型ネットワークの導入を支援します。加えて、TM ForumによるANLの公式認定を目指すサポートも行います。
CTCの専門性
CTCには、TM Forumが認定した自律型ネットワーク評価資格の保有者が11名在籍しており、認定者数で国内2位を誇るなど、通信業界において高い専門性を持っています。この専門知識に基づき、実際の運用を見据えたAIの導入や自動化ツールの普及を促進します。
今後もCTCは、自律型ネットワークの分野での専門性をさらに強化し、通信ネットワークの自律化・高度化に向けた取り組みを進めていく考えです。通信事業者のデジタル変革を全面的に支援し、時代の変化に応じた最適なネットワーク運用を実現します。
まとめ
CTCが展開する「SAILOR Assessment」は、通信業界に革命をもたらす旨のプロジェクトの一環として登場しました。より効率的で自律的なネットワーク運用を求める時代に、これからのスタンダードとして注目されることでしょう。