日本語の表現に潜む不思議を探る講演会が開催

日本語の表現に潜む不思議を探る講演会

日本語の特徴やその複雑さについて考える機会がやってきます。放送大学東京渋谷学習センターが主催するオンライン講演会が、2025年7月26日(土)に開催される予定です。この講演のテーマは、「ありのままを言えない日本語」です。

講師は放送大学の滝浦真人教授。言語学や語用論、さらにはインポライトネス論の専門家として知られる彼が、「ありのままに言葉を表現することがどのように困難であるか」を解説します。滝浦教授は、日本語を話す上での不自然さや、コミュニケーションにおける「伝え方」の重要性について参加者と考えを共有します。

この講演会はオンラインでの参加が可能であり、YouTubeを通じて同時配信されます。また、会場参加も歓迎されており、東京都渋谷区にあるAP渋谷道玄坂で行われます。参加費は無料で、どなたでもご参加いただける貴重な機会です。

講演会は14時から始まり、約75分間のセッションが予定されています。講演終了後には、放送大学の大学説明会も行われるため、大学への入学を考えている方にとっては非常に有意義な時間となるでしょう。

日本語の不思議な構造

滝浦教授は、日本語を使う中でよく見られる現象、「ありのままを言えない」という側面について触れます。普段私たちが使う言葉の中では、物事を素直に表現することが時として不自然になることがあります。たとえば、終助詞を付けることによって意味が明確になったり、特定の形に変えることで自然な印象を与えたりすることがあります。こうした現象を通じて、日本語の「伝え方」がどれほど多様であるかを理解することができるでしょう。

また、滝浦教授は「伝え方が＊割」という言葉に言及し、その背景や意義についても考察します。講演中に提起される多くの質問に答える時間も設けられていますので、参加者は自身の疑問を直接教授にぶつけることができる貴重なチャンスです。

参加情報

参加はオンラインと現地の両方で可能です。オンライン参加は先着500名、会場参加は50名まで受け付けています。申し込みは、2025年7月25日(金)12:00まで受け付けており、定員に達し次第締め切るため、早めのお申し込みをお勧めします。

会場は渋谷駅から徒歩わずか3分の便利な立地にあり、学びやすい環境が整っています。ぜひ、この機会に日本語の表現に関する知識を深めてみてはいかがでしょうか。