鎌倉初の快適な『苦しくないサウナ』、御成桑拿が新登場！

鎌倉初の快適な『苦しくないサウナ』、御成桑拿が誕生

2025年9月、鎌倉市に新たなサウナ施設『御成桑拿（おなりさうな）』がオープンする。このサウナは、株式会社カヤックの手掛けるプロジェクトで、革新的な電気式スチームジェネレーター「MAD ENGINE」を導入している。これにより、従来の「息苦しい」とされるサウナのイメージを覆し、「しっかり熱いけれども苦しくない」、ひと味もふた味も異なる快適なサウナ体験が期待される。更に、サウナ室で冷水を浴びる独自の入浴方法「ヒューマンロウリュ」を取り入れ、深いリラックス状態へと導く。

顧客のニーズを反映した設計

『御成桑拿』は、サウナ愛好家として知られる建築家、谷尻誠氏と吉田愛氏がデザインを担当。鎌倉の歴史的背景や文化を反映しつつも、現代的なデザインを取り入れることで、地域に溶け込んだ洗練された空間を実現。特に、昭和の銭湯文化に対する敬意を表しながら、木とアイアンを巧みに組み合わせ、住宅街の中にあっても存在感を示している。
屋上には、約48㎡のルーフトップテラスがあり、外気浴を楽しむスペースが設けられており、自然と一体になれる至高のリラクゼーション体験が用意されている。

新たな入浴法「ヒューマンロウリュ」の導入

『御成桑拿』の大きな特徴は、「ヒューマンロウリュ」と呼ばれる独自の入浴法。体温が上昇し、心拍数も上がった状態で、全身に冷水をかけることにより、サウナ室内でクールダウンの瞬間を味わえる。これにより身体が温まりつつも、冷徹なリフレッシュ感を同時に得ることができるのだ。これまでにない新感覚の入浴体験は、より深いリラックスを追求するサウナ愛好者には嬉しいものとなるだろう。

地元とのコラボレーションで飲食メニューも充実

さらに、『御成桑拿』では地域密着型のコミュニティサウナを理念に据え、地元商店とのコラボレーションによって様々なドリンクメニューを展開する予定だ。湘南産の果実やハーブを使用したデトックスウォーターや、茨城県の蒸留所「五霞蒸留所」のオリジナルドリンクなど、厳選されたメニューがサウナ後のリフレッシュに一役買う。

クラウドファンディングでの支援募集

この新たなプロジェクトは、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で7月17日より先行体験チケットやオリジナルグッズを販売することで支援者を募る。支援者には特典として、先行チケットやサウナチケットが用意されており、開業前にいち早く『御成桑拿』を体験することができる。

本プロジェクトは、地元の人々や観光客が自然に交流し、共に楽しむ参加型のサウナ施設を目指している。多様な人々が集い、心身ともに「ととのう」空間が生まれることが期待される。地域資本主義の理念に基づき、地域の魅力を引き出すと共に、訪れるすべての人々に新しい「ととのい」の体験を提供していく予定だ。