子どもの抜けた乳歯、どうしてる?アンケート調査でわかった保管事情と再生医療の可能性
近年、子どもの抜けた乳歯の保管方法について悩む親御さんが増えています。この疑問を解消するため、30代~40代の母親500人を対象としたWebアンケート調査を実施しました。その結果、62%のママが乳歯を保管しており、その理由として「子どもの記念」「なんとなく捨てにくい」といった声が多数を占めました。一方で、「保管場所」「衛生面」「将来の使用方法」など、保管に関する悩みを抱えている人も少なくありませんでした。
保管方法に関する悩み
アンケートでは、乳歯の保管方法に関する具体的な悩みが多数寄せられました。具体的には、適切な保管容器や場所の選定、衛生的な保管方法、将来的な活用方法への不安などが挙げられています。中には、昔ながらの屋根への投げ捨てがマンション住まいでは難しいという声もあり、時代背景の変化も感じさせます。
乳歯と再生医療の可能性
実は、乳歯には「歯髄幹細胞」という、体の組織や器官を再生させる能力を持つ細胞が豊富に含まれています。この歯髄幹細胞は、大人の歯にも存在しますが、乳歯の方が再生能力が高いことが分かっています。現在、この歯髄幹細胞は再生医療分野で注目を集めており、失われた歯の神経再生治療などへの応用が進められています。将来的には、アルツハイマー病や脊髄損傷などの治療への活用も期待されています。
アエラスバイオ株式会社との連携
アエラスバイオ株式会社は、この歯髄幹細胞を将来の再生医療に備えて保管するバンクサービスを提供しています。より多くの親御さんにこのサービスを知ってもらうため、歯科医院向け加盟事業「ママとこどものはいしゃさん®」を運営する株式会社ウィンポイントと業務提携を行いました。
この提携により、「ママとこどものはいしゃさん®」グループの全国206院(2024年4月現在)が、アエラスバイオのバンク提携歯科医院として登録されました。これにより、乳歯の保管に関する相談や、歯髄幹細胞のバンクサービスがより身近に利用できるようになります。
「ママとこどものはいしゃさん®」とは?
「ママとこどものはいしゃさん®」は、「未来を担う子ども達の健康な笑顔の創造」を理念に掲げる歯科医院グループです。厳しい審査基準をクリアした歯科医院のみが加盟しており、徹底した滅菌・感染対策、歯科衛生士の常勤、予防歯科への注力、高度な治療技術などを特徴としています。北海道から沖縄まで、全国に広がるネットワークで、親子が安心して通える歯科医院を目指しています。
まとめ
今回のアンケート調査と業務提携により、子どもの抜けた乳歯の保管方法に関する課題と、再生医療の可能性が改めて浮き彫りになりました。乳歯の保管に悩むママは、全国の提携歯科医院に相談することで、適切なアドバイスを受けられるとともに、将来の再生医療への活用も検討できるようになるでしょう。乳歯の保管方法にお悩みの方は、ぜひ「ママとこどものはいしゃさん®」グループのウェブサイトをご覧ください。
ママとこどものはいしゃさん®公式HP
アエラスバイオ歯髄幹細胞バンク×ママとこどものはいしゃさんの詳細