父の日にがん検診の重要性を考えようキャンペーン開始！

父の日キャンペーンの実施について

東京都では、6月15日の父の日に向けて、がん検診の重要性を伝える「父の日キャンペーン」を展開します。この取り組みは、がん予防と検診受診率の向上を目的としています。つまり、お父さんが元気でいてほしいという気持ちを込めて、メッセージカードを贈りつつ、がん検診の重要性について考える機会を提供するものです。

がん検診の重要性

がんは、今や日本人の2人に1人がなってしまうと言われる病気です。特に40代から罹患率が急増し、早期発見と早期治療による5年後の生存率は90%以上に達します。このように、がんの早期発見が健康を守るために不可欠なことは、誰もが認識しておくべき事実です。(※出典: 公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2022」)

東京都では、がん検診の重要性を体感してもらうために、東京都がん検診啓発キャラクター「モシカモくん」を用いたメッセージカードおよびアニメーション付きメッセージ画像を作成しています。これらは誰でも使えるもので、大切な人に思いを伝えるためのツールとして活用してほしいと思います。

メッセージカードの利用方法

配布されるメッセージカードは名刺サイズで、デザインは非常に多彩です。A、B、Cの3種類があり、それぞれ表裏に異なるデザインが施されています。これらは特定の時期に限らず、誰にでも渡せますので、かけがえのないメッセージを温かみをもって届ける機会として使ってみてはいかがでしょうか。

メッセージカードの配布場所

このメッセージカードは、東京都内の様々な場所で配布されます。以下に、協力企業とその配布場所をいくつか紹介します。

- 株式会社アトレ：6月1日から6月15日までの期間、都内7店舗で配布。
- 株式会社小田急百貨店、京王百貨店、シャトレーゼ各社：それぞれの指定店舗で同期間に配布。
- 渋谷スクランブルスクエア：6月2日から13日まで、地下2階と2階のインフォメーションカウンターで配布。

これらの情報を参考にして、ぜひダウンロードしてもらい、父の日の思い出を形にして下さい。

アニメーション付きメッセージ画像

また、アニメーション付きメッセージ画像も提供されており、「モシカモくん」と共に動くテキストが特徴です。この画像は東京都のホームページからダウンロード可能で、メールやSNSで送信できます。これを利用して、メッセージを伝えるのも効果的です。

がん検診について知っておきたいこと

がんは初期段階では自覚症状がほとんどないため、進行してから気がつくことがよくあります。そのため、定期的にがん検診を受けることがきわめて重要です。特に、がん検診の結果「要精密検査」となった場合には必ず精密検査を受けるようにしましょう。

東京都では、都民へのがん検診を推奨しており、年齢や状況に応じた受診が可能です。詳細はお住まいの区市町村に問い合わせて、必ず定期的にがん検診を受診してください。お父さんの健康維持は、周囲の人々の務めでもあります。

この父の日には、大切なお父さんへの愛情を込めて、がん検診の重要性を一緒に考えるきっかけを作ってみてはいかがでしょうか？