樹木葬の人気上昇
2021-02-16 15:00:03

お墓選びの新たなトレンド、樹木葬の人気が高まる理由とは

お墓選びの新たなトレンド、樹木葬の人気が高まる理由とは



2021年に実施された第12回お墓の消費者全国実態調査の結果が発表され、樹木葬が再び注目を浴びています。当調査では、樹木葬が46.5%のシェアを得て、2年連続でお墓の選択肢の中で1位となりました。これは前回の調査よりも5ポイントの増加であり、今後も樹木葬の人気が続くと予想されています。

調査背景と方法



この調査は、お墓選びに関しての実態を把握するために行われました。調査対象は2020年に「いいお墓」を通じてお墓を購入した490名で、インターネットを用いて実施されました。新型コロナウイルスの影響を受けている現在、この調査はますます意義を持つものとなりました。

樹木葬人気の理由



樹木葬の人気が高まっている背景には、さまざまな理由があります。一つは環境への配慮です。樹木葬は自然と共生する形での供養であり、環境に優しい選択肢として支持を集めています。また、近年、おひとりさまや核家族世帯が増えていることも影響しています。これにより、伝統的な一般墓よりも、シンプルで費用対効果の高い樹木葬が選ばれやすくなっています。

お墓選びで重視される要素



お墓選びの際に最も重視されるのは「お墓の種類」であり、次いで「自宅から霊園までのアクセス」が挙げられます。実際、約6割の人が自宅から30分以内の霊園を選んでいることがわかりました。特に都市部では、電車での移動が増えつつあり、利便性も重要な要素です。

コロナ禍の影響とお墓参りの意欲



新型コロナウイルスにより、多くの人々が「感染防止対策」を求めるようになりました。調査によると、66%の購入者は「コロナ禍の購入も影響なし」と回答した一方、34%は「霊園見学の中止や納期の遅れ」といった影響を受けていました。そうした状況の中でも、お墓参りへの意欲は高まりつつあり、調査結果では「故人との心のつながり」が重要視されています。

気づかれる家族のつながり



調査によると、樹木葬を選ぶ人々は、従来のお墓とは異なり、より「家族のつながりや心のよりどころ」を重視していることが分かりました。お墓は故人との絆を象徴するものであり、その役割がますます大切になってきました。コロナ禍で故人を弔うことの意義が再認識されているのです。

まとめ



樹木葬の選択が増加する背景には、環境意識の高まりや都市部に住む人々のニーズが反映されています。また、新型コロナウイルスが影響を及ぼす中で、お墓選びがより重要視され、家族のつながりが今まで以上に注目されています。これらの要因が組み合わさることで、今後の供養の形が大きく変わる可能性があります。調査の結果は、お墓の購入を検討している方々にとって貴重な情報となるでしょう。

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