八尾市とSOMPOひまわり生命の健康まちづくり協定
2025年1月8日、大阪府の八尾市とSOMPOひまわり生命保険株式会社は、「ICTを活用した市民の身体活動の促進に係る八尾市健康まちづくり共創協定」を締結しました。この協定により、両者はそれぞれの持つ資源を利用し、八尾市の健康に関する課題解決に向けて連携を図ることを目指しています。
1. 協定締結の背景と目的
SOMPOひまわり生命は、「健康応援企業」をビジョンに掲げ、保険の提供にとどまらず、日々の健康を支える新しいサービスを推進してきました。その中で新たに提供される「Insurhealth®(インシュアヘルス)」は、従来の保険機能に加え、健康サポートを融合させたサービスです。これにより、保険を利用する顧客に対して、より多面的なサポートを実現しようとしています。
一方、八尾市は「八尾市健康まちづくり宣言」および「八尾市健康まちづくり計画」に基づき、地域のみんなで市民の健康を守ることを理念としています。この取り組みでは、「健康寿命延伸」や「健康コミュニティづくりの推進」が目指されています。これらの目的においては、地域の特性を生かした健康施策が大切です。
本協定を通じて、八尾市民の健康増進やフレイル予防に貢献するため、SOMPOひまわり生命は、同社が提供するお散歩アプリ「リンククロス アルク」を活用する方針です。2025年には、八尾市が運営する「公園てくてく健康づくり教室」にて、リンククロス アルクを使ったウォークラリーも実施される予定です。
2. 協定の具体的な内容
この健康まちづくりの取り組みでは、以下の4つの分野で協力が行われます。
1.
ICTを活用した身体活動を促進する取り組み
ICT技術を使って、市民が手軽に身体を動かせる環境を整備します。
2.
フレイル予防を推進する取り組み
高齢者をはじめとした地域住民が健康を維持できるよう、支援体制を充実させます。
3.
糖尿病予防を推進する取り組み
糖尿病のリスクを減少させるための健康教育や試みを強化します。
4.
高齢者の社会参加を促進する取り組み
高齢者がコミュニティに参加しやすくなる施策を導入し、社会的なつながりを強めます。
3. 協定の今後の展開
協定の効果を最大化するために、収集したデータや利用者のフィードバックをもとに、サービスの充実に向けた努力が続けられます。また、今後も地域自治体との連携を図りながら、地域の特性を反映した持続可能な社会の構築を推進し、住民の健康を一層促進していく意向です。
このように、八尾市とSOMPOひまわり生命の取り組みは、地域住民の健康を守る新しいステージを迎えています。今後の動きにもぜひ注目していきたいと思います。