文書マネジメントの表彰
2024-09-20 09:39:57
文書情報マネジメント協会が表彰した先進的な取り組みとは
文書情報マネジメント協会が選定した受賞事例
公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)は、文書情報マネジメントの普及促進を図る公認団体として、この分野での優れた取り組みを評価しています。同協会は、1985年から続くベストプラクティス賞を通じて、先進的な文書管理システムを導入し、顕著な成果を上げた企業や団体に対して賞を授与しています。
2024年度受賞企業の概要
今年度の第18回JIIMAベストプラクティス賞では、次の4つの企業が選ばれました。
1. 福岡運輸株式会社
- テーマ:受領書保管業務のペーパーレス化により、受領書と配送データの一元管理を実現し、業務の効率化を向上させる。
- 評価ポイント:物流業界におけるデジタル的な解決策として、配送データと受領書の自動照合の実施により、業務の透明性と効率化を図った。
2. エム・エム ブリッジ株式会社
- テーマ:電子帳簿保存法を契機に、購買業務のデジタル化を進め柔軟な働き方をサポート。
- 評価ポイント:書類管理をマトリックス化することで、文書管理が効率良く行われ、業務フローを変更せずにデジタル化を推進した。
3. 富士フイルムBI福井株式会社
- テーマ:全社DX推進のための新情報資産管理環境構築。
- 評価ポイント:安易にツール導入に頼らず、まずは情報の流通を整理し、基盤作りを重視した取り組みが評価された。
4. 埼玉県中央青果株式会社
- テーマ:青果卸市場における電子帳簿法対応と社内資料の電子化。
- 評価ポイント:システム改善により文書管理ルールの確立と維持が容易になった一方で、ユーザー視点の不足が指摘された。
デジタルドキュメント2024ウェビナー
受賞記念の講演は、2024年11月13日から開催予定の『デジタルドキュメント2024ウェビナー』で行われます。リーダーシップを発揮している企業の成功事例がシェアされるこの機会は、今後の文書管理のヒントを得る絶好の場となるでしょう。
参加方法
ウェビナーへの参加は、2024年10月の初旬から受け付け開始です。詳細についてはJIIMAの公式ホームページで確認できます。
JIIMAの役割
日本文書情報マネジメント協会は、1958年に設立され、文書情報の利用促進や関連インフラの整備を行っています。昨今、デジタル変革が進む中で、文書情報マネジメントの重要性が増しており、企業の競争力強化に寄与しています。
私たちの情報や文書をいかに管理するかは、企業の成否を左右する要因ともなり得ます。JIIMAが推進する活動を通じて、より良い文書情報の管理が実現することを期待しています。
会社情報
- 会社名
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公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会
- 住所
- 電話番号
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