ジンコソーラー全認証取得
2023-07-06 15:48:24
ジンコソーラーが家庭用蓄電システムの全認証を達成、安心と信頼を提供
ジンコソーラーが家庭用蓄電システムの全認証を達成
2023年6月27日、ジンコソーラーは家庭用蓄電システム「SUNTANK」が、日本の厳格な認証基準であるJET系統連系認証を取得したことを発表しました。このニュースは、同社が日本の家庭用蓄電市場において全認証を実現したことを示しており、特に注目されています。ジンコソーラーは、この分野におけるリーダーシップを一層強化したと言えるでしょう。
JET系統連系認証とは
JET(Japan Electrical Safety & Environment Technology Laboratories)系統連系認証は、日本のエネルギー貯蔵システムにおける品質と安全性を確保するための権威ある審査機関が提供するものです。これは、システムが安全に操作でき、高い性能を維持し続けるために必要な基準を満たしていることを証明します。
ジンコソーラーがこの認証を獲得するために行った努力は、2020年12月に設立された家庭用蓄電システムプロジェクトから始まります。初めてJET認証にサンプルを提供したのは2022年5月。そこから約13か月の間、彼らはすべてのJET系統連系テストに合格し、日本で家庭用蓄電システムの全認証を取得した唯一のメーカーとなりました。
SUNTANKの特徴
ジンコソーラーのSUNTANKは、安全性と信頼性の高いリン酸鉄リチウム(LiFePO4)蓄電池セルを使用しています。この蓄電システムは、6kWh、9kWh、12kWhの3種類の容量から選択可能です。最大出力は5.9kWで、全負荷型のハイブリッド蓄電池システムとなっています。
さらに、SUNTANKは15年間の標準保証があり、防水保護等級はIP65。厳しい環境下でも安定した性能を発揮し、気温が零下30℃の条件でも安心して使用できます。また、充実したアフターサービスによって、日本の家庭ユーザーに対して高い満足度を提供している点も注目です。
未来への展望
ジンコソーラーのCEO、陳康平氏は、「当社は、高効率のN型TOPConモジュールと蓄電システムの両方を提供する数少ない企業のひとつです。『太陽光発電+蓄電』の総合ソリューションを通じて、顧客に優れた電力料金と安全なエネルギーを提供することを目指しています」と語っています。
また、同氏は今後の技術革新を通じて、持続可能な世界に向けた貢献を一層進め、クリーンエネルギーの推進と二酸化炭素排出削減の達成に向けた取り組みを続ける意向を示しています。
ジンコソーラーの成果は、太陽光発電と蓄電市場における進化を象徴するものです。家庭用蓄電システムにおける全認証の取得は、顧客に安心と信頼を提供し、エネルギーの選択肢を広げる重要な一歩となるでしょう。
今後もジンコソーラーがどのように市場に影響を与え続けるのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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ジンコソーラージャパン株式会社
- 住所
- 東京都 中央区 京橋 2-2-1 京橋エドグラン 9F
- 電話番号
-
03-6262-6009