メタシアター設立
2024-04-15 12:00:02
メタシアター設立!バーチャルパフォーマンスの新時代が到来
メタシアター設立の背景
2024年4月3日、一般社団法人メタシアターが東京に設立され、バーチャルパフォーマンスの支援と価値向上を推進することを宣言しました。この法人は、VR(バーチャルリアリティ)を利用した演劇やパフォーマンスの世界に新たな一歩を刻むことを目指しています。
設立の背景
昨今、VRSNS(バーチャルリアリティソーシャルネットワーク)における演劇活動は急速に盛り上がりを見せています。バーチャル空間独自の演出技術が取り入れられ、観客を驚かせる作品が次々と発表されています。メタシアターは、こうした流れを受けて、昨年11月に行われた「メタシアター演劇祭」に5000人以上のバーチャルユーザーが集まったことからも、その必要性を感じて法人化を決定しました。
理念について
メタシアターの理念は明確です。コロナ禍で芸術活動を断念した役者やスタッフに新たなキャリアの選択肢を提供し、VR演劇を一つの活動として広げていくこと。現実のフィールドでも活躍することができる場を創造することを目指しています。これにより、VR空間での表現力を高め、リモートでも多くの人々にアートを届けることが可能になります。
事業内容
メタシアターは、加盟団体やパフォーマーに対して以下のサポートを提供していく予定です。
音楽権利・上演許可のサポート
JASRACなど音楽権利団体への申請手続きや、演劇の上演許可に関するサポートを実施します。
宣伝活動の支援
メディアへの記事作成やプレスリリースの発信をサポートし、パフォーマンスの認知度を向上させます。
法務サポート
法務担当の弁護士との相談窓口を設置し、パフォーマーや団体が安心して活動できる環境を整えます。
演劇祭の開催
昨年の「メタシアター演劇祭」を本年も開催します。この演劇祭では、様々な演出技術を駆使した作品がバーチャル空間で披露される予定です。
新劇場の開発
米国のVRChat社が提供する「Creator Economy」を活用し、収益化可能な劇場の設立を目指します。
文芸賞の実施
VRChatで活動する文芸系コミュニティとの共催により、バーチャルシナリオ大賞を実施予定です。
協業事業
現実とバーチャルを融合した劇団との協業を通じて、新たな表現を模索します。
メディア授業・スクール事業
バーチャルパフォーマンスに特化したメディアとカレッジを設立し、学びの場を提供します。
理事紹介
メタシアターの代表理事であるぬこぽつ氏は、2015年から都内の小劇場で活動してきました。2021年からVR世界に参入し、VR演劇「マクベス」を手掛けて話題となりました。理事たちもそれぞれの経歴を活かし、バーチャル空間でのパフォーマンスに挑戦しています。
応援コメント
設立会見にはメタバース業界や教育関係者から多くの応援メッセージが寄せられ、バーチャルパフォーマンスがこれからの時代に欠かせない重要な表現の場であることが再確認されました。
一般社団法人メタシアターは、今後もバーチャル演劇の未来を切り開くための活動を続けていくでしょう。彼らの取り組みに注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人メタシアター
- 住所
- 東京都中央区銀座1-12-4N&E BLD.7階
- 電話番号
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