コロナと住宅購入
2020-12-17 21:59:17
新型コロナ禍での住宅購入意識変化と工務店の選び方
新型コロナの影響と住宅購入意識
新型コロナウイルスの影響が、私たちの生活様式や価値観に大きな変化をもたらしています。その中でも、住宅購入に対する意識がどのように変わっているかを探るため、一般社団法人コミュニティービルダー協会が実施したアンケート調査の結果を紹介します。
調査の背景
今年の12月、千葉県市原市を拠点とするコミュニティービルダー協会は、住宅の購入を検討している約100名を対象に新型コロナ禍での意識を調査しました。アンケートでは、住宅購入予定者の意見を集め、現在のニーズや情報収集の手法、工務店選びにおける重要なポイントなどを把握することを目的としています。
住宅購入の計画に影響が出ている
調査結果によると、住宅購入を計画している人のうち70%以上が新型コロナの影響で購入を延期または様子見していることが判明しました。これは今後の経済状況やライフスタイルの変化に慎重になっていることを示唆しています。特に、コロナ禍での経済的不安を背景に、マイホームの購入に対しては一層の慎重さが求められている様子が見受けられます。
オンラインでの商談希望が増加
さらに、約40%の人々が商談をオンラインで行いたいと回答しました。リモートワークの普及により、オンラインでのコミュニケーションが一般的になってきたことも、こうした傾向を助長しています。これに伴い、工務店やハウスメーカーもオンライン商談の環境を整備する必要があるでしょう。
情報収集の手法とは
また、調査ではホームページの更新が半年以上も滞っている会社について、不安を感じる人が97%に達していることも注目されています。オンラインでの情報提供が評価される中、企業側には効果的な情報発信が求められていると言えます。事前にウェブサイトを通じて信頼性を確認することが、住宅購入者にとって重要なプロセスとなっているのです。
競合比較の実態
住宅購入を検討する際、大手ハウスメーカーと工務店を同時に比較する人が約75%に上っています。これはコストやサービスのバランスを考慮して、より良い選択をしようとしている現れです。特にアフターサービスにおいて不安を抱える人が多く、工務店選びの際にはこの点が重要視されています。
まとめ
最後に、調査結果をもとに、12月21日にはオンラインで建築会社向けのセミナーが開催される予定です。今後の住宅業界の動向を見据え、顧客のニーズに応える取り組みが期待されます。新型コロナに適応した住宅購入と工務店選びがどのように進化していくのか、引き続き注目していきたいです。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人 コミュニティービルダー協会
- 住所
- 千葉県市原市五井2437-2-3F
- 電話番号
-
0436-37-3251