新刊書籍『世界一やさしい推薦・総合型選抜の授業』とは?
株式会社Brave New WorldのCEOである小杉樹彦氏が執筆した書籍『世界一やさしい推薦・総合型選抜の授業』が、2025年7月16日に発売されることが発表されました。本書は、これまでに約2万人の受験生を合格へと導いてきた経験をもとに、推薦入試や総合型選抜のプロセスを詳細に解説したものです。この分野の専門家として知られる小杉氏は、大学教員も務めており、採点官としての視点を加えた独自の内容を提供しています。
近年の大学入試のトレンド
ここ数年、大学入試全体における「推薦・総合型選抜」の比率が増加しており、現在では半数を超えるほどになっています。これに伴い、入試に対する対策もますます重要になっていますが、その評価軸が一般選抜と異なることから、受験生や保護者が戸惑うケースが目立っています。「何を始めればいいのか分からない」と感じる学生が多く、効果的な対策が求められています。
本書はこのような背景を受けて、推薦・総合型選抜の基礎から応用までを一貫して学ぶことができる内容となっています。著者が運営する専門塾では、14年間にわたり満員御礼が続いており、その実績は本書にも反映されています。
本書の主な特徴
1.
対話形式による授業のリアリティ
本書では、講師と生徒の対話形式の進行により、実際の教室の雰囲気を再現しています。これにより、推薦・総合型選抜のノウハウを楽しく、且つ効率よく学ぶことができます。
2.
多角的な視点を持つ内容
約2万人の受験生を指導してきた実績をもとに、指導者としての視点と大学側の採点官の視点を融合しています。これにより、「大学が実際に見ているポイント」を理解することができる内容になっています。
3.
実践的ワークが豊富に収録
書籍内には志望理由書や小論文の作成、面接の模擬演習など、多数の実践的ワークが詰まっています。読むだけではなく、実際に手を動かして考えることで、思考力と思考表現力を養うことができます。
本書に盛り込まれた授業内容
目次の一部を紹介します。
- - 第1時限:ゼロから学ぶ推薦・総合型選抜『基本のき』
- - 第2時限:高1・2生は『受験のために何かをしない』
- - 第3時限:出願書類は『どう書くかより、何を書くか』
- - 第4時限:小論文は『加点より、いかに減点されないか』
- - 第5時限:大学入試面接は『落とすより、受からせる試験』
著者について
小杉樹彦氏は、1986年生まれで横浜国立大学で博士号を取得しました。慶應義塾大学大学院を修了後、教育業界に携わり、2011年に推薦・総合型選抜の専門塾を開設しました。以来、彼の運営する「KOSSUN教育ラボ」は14年連続で満員になるなど高評価を得ています。現在も大学教員として、指導の傍らメディア等でも教育に関する見解を発信しています。
書籍の詳細
- - 書名:世界一やさしい推薦・総合型選抜の授業
- - 著者:小杉樹彦
- - 発売日:2025年7月16日
- - 出版社:新評論
- - 定価:1,650円(税込)
- - ISBN:978-4794812896
この瞬間が、未来の学びのきっかけとなることを願い、全国の受験生やその保護者に向けて、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。