子どもの学びの変化
2026-06-30 17:22:41

子どもの学びの実態を探る!11年間にわたる調査からわかったこと

子どもの学びの実態を探る!



調査背景と目的



株式会社ベネッセコーポレーションの教育総合研究所と東京大学社会科学研究所が共同で実施している「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」は、過去11年間にわたる子どもたちの学びの実態を明らかにする大規模なプロジェクトです。本調査は、同一の約2万組の親子を長期的に追跡し、教育環境や学習意識の変化を分析しています。

学校外の学習時間の減少



最近の調査結果によると、子どもたちの学校外の学習時間が全体として約2割減少していることが分かりました。具体的には、高校生では22分、中学生では19分、小学4年生から6年生は17分、小学1年生から3年生は9分の時間が減っています。この減少の主な要因として、宿題や家庭学習の時間が大きく減っていることが挙げられます。

特に、調査データでは「宿題以外の家庭学習」の重要性が浮き彫りになっており、成績との関連性が高まっていることが明らかになりました。家庭の社会経済的地位(SES)が低い家庭の子どもは、宿題以外の家庭学習に費やす時間が短い傾向があり、この差が経年で拡大しています。

学習意識の変化



興味深いことに、子どもたちの学びに対する意識も変化しています。「勉強が好き」と答える子どもの割合が減少し、「何のために勉強しているのか分からない」と感じている子どもが増加しています。特に小学生において、この意識の低下が観察され、自己調整の能力も低下しているという結果が出ています。

成績の差と家庭の影響



さらに、成績上位層と下位層の差が広がっているというデータも見逃せません。成績上位層は実際に学校外の学習時間が長く、特に宿題以外の家庭学習において顕著な時間差があります。この環境の違いは、SESによる家庭の教育資源の差にも関連しています。

家庭学習を全く行わない「家庭学習0分層」と呼ばれる子どもたちが、全体の4割から5割を占めるようになったことも重大な問題です。この層は、学ぶ意欲や目的意識が低く、学習の自己調整を行う能力も乏しい傾向にあります。

今後の展望



子どもが自ら学ぶ力を育むためには、学校や家庭の協力が不可欠です。学校の授業が楽しく、信頼できる周囲のサポートがあれば、子どもたちの学びは大きく変わります。また、デジタル技術やAIの活用により、学びの機会も広がります。

末尾に、これらの調査結果が今後の教育政策や家庭での学習環境にどのように影響するかに注目していく必要があります。調査の結果を受け、具体的な取り組みが求められています。今後も、本調査プロジェクトでは継続的に情報を発信し、教育界の発展と子どもたちの学びの向上に寄与してまいります。


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会社情報

会社名
株式会社ベネッセコーポレーション
住所
岡山県岡山市北区南方3-7-17
電話番号
086-225-1165

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