岡山大学関東圏同窓会としての交流の場「岡大懇話会」が開催

岡山大学関東圏同窓会会合「岡大懇話会」開催のご報告

2025年11月24日、国立大学法人岡山大学は関東圏同窓生のための「岡大懇話会」を実施しました。この会合は、同窓生同士の交流を深め、大学の近況や活動について情報を共有する貴重な機会として定期的に開催されています。今回は、東京の「とっとり・おかやま新橋館」で行われ、様々な学部から30名余りが参加しました。

懇話会の目的

この懇話会は、岡山大学の全学同窓会組織「岡山大学Alumni」によって主催されており、関東圏に住む同窓生が集まる場として位置付けられています。学部を超えての情報交流を促進し、大学に対する支援を強化することを目的としています。

活動の内容

会は、Alumniの東京支部に属する長谷川伸城氏の司会により進行しました。冒頭に、岡山大学の佐藤法仁副理事・副学長による大学の近況説明があり、広報誌「いちょう並木」を基に最新の情報が共有されました。また、文部科学省による「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）」についても紹介され、今後の大学改革に向けた取り組みが説明されました。

続いて、那須保友学長（医学部卒）が参加した皆様への感謝を述べるとともに、岡山大学Alumni（全学同窓会）東京支部総会の振り返りや同窓生とのさらなる連携の強化についても言及しました。特に、小長啓一Alumni会長が執筆した『至誠天に通ず―小長啓一「人生を語る」』は、彼自身の経験や視点から多くを学べる名著として参照されました。

同窓生からの報告と意見交流

参加者はそれぞれの近況を報告し、大学に対する想いを共有しました。意見交換が進む中で、学部を超えたネットワークが構築される様子が見受けられ、同窓生の絆を再確認する機会となりました。小長会長の締めの言葉には、参加者へのエールも込められていました。

次回の懇話会について

本会は、岡山大学の同窓生であれば全ての方が参加可能です。次回は2026年1月19日（月曜日）の18時半から、都内で開催予定です。興味をお持ちの方はぜひ参加を検討してみてください。

また、那須学長は「岡大愛」という言葉を用い、同窓生がいつまでも岡山大学に愛着を感じられるような大学として進んでいきたいと述べ、今後の更なる展開に期待を抱かせるコメントで締めくくられました。

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として進化し続けており、同窓生や地域と連携を強化しながら、未来に向けての一歩を踏み出しています。今後も多くの同窓生がこのような交流の場に参加し、岡山大学の更なる発展に寄与していくことが期待されます。