リバスタの新機能「Buildee 電子KY」を紹介
株式会社リバスタは、東京に本社を置く建設業界向けのIT企業として、施工管理サービス「Buildee」の新機能「Buildee 電子KY」(仮称)を開発しました。この機能は、建設現場における危険予知活動(KY活動)のデジタル化を目的としています。今後、2025年12月に東京で開催される「第10回JAPAN BUILD TOKYO」内の「第5回 建設DX展 東京」でデモが行われる予定です。
KY活動の重要性
厚生労働省が発表したデータによれば、建設業は死亡災害件数が最も多く、建設分野においては全体の約30%を占めています。それを受けて、政府は2027年までに建設業の死亡者数を15%以上削減する目標を設定しています。この背景から、建設現場での徹底した安全管理が不可欠です。
通常、建設現場ではKY活動に関する記録が紙の帳票で行われており、数千枚から数万枚の帳票が必要とされています。これにより、紛失や汚損のリスクも増えており、作業効率にも影響が及んでいます。このような課題を解決するために、リバスタは「Buildee 電子KY」を開発しました。
「Buildee 電子KY」の機能
新機能を活用することで、元請会社はKY活動の記録をデジタルで管理できるようになります。これにより、帳票の印刷や保存にかかる時間を大幅に短縮できるだけでなく、データはクラウドに安全に保管されます。この機能は、参加者情報を「Buildee 入退場管理」と連携できるため、作業員の正確な情報も保持され、信頼性が高まります。
また、KY活動の項目や評価基準は、各企業のニーズに応じてカスタマイズ可能で、使いやすさも考慮されています。これにより、安全管理の効率化だけではなく、作業の質も向上することが期待されています。
未来への展望
リバスタは、来春にこの新機能を正式に提供する予定です。この取り組みにより、建設現場の安全管理業務の効率化と生産性向上が期待されています。今後も「Buildee」の機能を改善し、サービスを拡充していく計画です。
「Buildee」について
「Buildee」は、建設現場の施工管理業務をサポートするためのクラウドサービスです。調整会議の記録や安全書類の作成、作業進捗の管理などを一手に引き受け、多くの現場で広く利用されています。また、ユーザー登録に制限がなく、協力会社の利用も無償で行えるため、導入のハードルが低いのも特徴です。リバスタは、750社以上の元請会社に導入され、業界最大の施工管理領域のクラウドサービスとして成長しています。
リバスタの理念は「つくる」の現場から世界を変えることであり、安全と効率を両立させるソリューションを通じて、建設業界の持続的発展に寄与することを目指しています。
さらに、関連する様々なサービスも展開しており、建設業界の課題解決に取り組んでいます。リバスタのサービスサイトを通じて、さらなる情報を得ることができます。
Buildeeサービスサイト
私たちの安全な未来を築くために、まずは「Buildee 電子KY」の導入から始めましょう。