香川・小豆島の古民家が高級宿にリニューアル、DAOと提携で新時代の宿泊体験を提供

新しい宿泊体験への挑戦

香川県高松市に本社を置く「Re. Asset DAO合同会社」は、地方創生と不動産、そしてWeb3技術を融合させた新たな試みに取り組んでいます。この度、空き家であった小豆島の古民家「照季庵」をフルリノベーションし、2025年には一棟貸し宿「囲み宿こわね」としてオープンすることを発表しました。

「Re. Asset DAO」とは

「Re. Asset DAO」は、「合同会社型DAO」を用いて資金調達を行い、地域の古民家を再生するプロジェクトです。資金調達の方法として、社員権トークンや宿の会員権NFTの小口販売を取り入れています。この仕組みにより、出資者は宿の運営に参加することができ、地方の空き家問題解決にも寄与することが期待されています。

提携宿の魅力

さらに、今回のプロジェクトは静岡県伊豆と京都府綾部の高級宿泊施設と提携することが決まりました。これにより、提携施設での宿泊時に配当ポイントや宿運営のサポートで得られた報酬ポイントが利用可能となり、最大67%のディスカウント価格で宿泊できる特典も提供されます。

1. Hamabe（静岡県南伊豆・下田市）
Hamabeは、南伊豆と下田市にオーシャンフロントの貸別荘を展開し、各棟から美しい海の景色を楽しむことができる魅力的な宿です。

2. HOTEL AND SPACE（京都府綾部市）
綾部市に位置する古民家をスタイリッシュに改装し、広々とした空間にビリヤードや露天風呂が備わっています。自然に囲まれた癒しの空間で、川のせせらぎを感じながらのひと時が楽しめます。

囲み宿「こわね」について

「囲み宿こわね」は、築100年の古民家を生かした一棟貸しの宿で、サウナやカフェも併設されています。小豆島特産のオリーブとコラボレートした抹茶体験も楽しむことができる現地資源を活用した素晴らしい宿泊体験を提供します。古民家の持つ独特な魅力を感じながら、静かなひと時を過ごすことができるでしょう。

参加方法と期待される効果

「Re. Asset DAO」では、第一号ファンドである「囲み宿こわね」プロジェクトへの出資を募集中です。出資者は上記のような特典を享受しながら、自分の関心に対して直接的な貢献をすることも可能です。

代表者のコメント

「Re: Asset DAO」の代表社員、山田健太郎氏は、「高級宿との提携により、投資家がポイントを利用しやすくなり、地域資源の活用を通じて日本の地域文化を未来につなぐ意義がある」と話しています。

また、提携宿の運営責任者たちも、地域の魅力を再発見し、共感者を集めてプロジェクトを楽しむ新たなスキームに期待を寄せています。