HEARTSが自動車アフターパーツ業界向けBPOサービスを開始

自動車アフターパーツ製品の販売サイト「AutoStyle」を展開するHEARTSが、アフターパーツメーカー向けに新たなBPO（業務プロセスアウトソーシング）サービスを始めました。この新サービスは、自動車アフターマーケットの活性化を目指し、製造メーカーへの全面的なサポートを提供するものです。その背景には、メーカーがコア業務に集中できるように、その他の業務を効率よく切り離したいというニーズがあります。

日本のアフターパーツ業界では、優れた技術を持つ小規模なメーカーが多く存在しています。しかし、彼らが本来の業務にリソースを注げず、商品管理や販売、カスタマーサポート、経理、総務などの業務に多くの時間を取られてしまうことは大きな損失となります。HEARTSはこうした課題を解決するために、製品や業務フローの見直しを行い、アウトソース可能な業務の切り離しを促進。それにより、メーカーは技術力の向上や新製品の開発にリソースを集中できる環境を整えることができます。

業務代行と効率化の取り組み

HEARTSは、AutoStyleを通じて一部業務の代行を行い、全体の業務効率化に力を入れています。高度なシステム化が可能な部分に関しては、新たなウェブシステムを構築し、一般的な高額なシステム開発費を無くすために自社のリソースを効果的に活用します。それに加え、アナログ業務に関しても効率化を徹底し、社内のサポート部門でしっかりと吸収する体制を整えることで、コストを削減しています。

HEARTSの強みの一つに、スタッフが「クルマが好き」という志を持っている点があります。自動車に関する一定の基礎知識が無ければ、効率的なシステム開発やアナログ業務の高品質な提供は難しいため、このスタッフの熱意が他社との差別化を生んでいます。これにより、HEARTSのBPOサービスは徐々に成果を上げ続けています。