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日本初の医科学研究所が併設されたトレーニングジム、DL CHASE jAPANは、健康を数値で可視化することで、フィットネスの新たな基盤を築こうとしています。昨今のフィットネスブームにも関わらず、国内のフィットネス普及率は3.3%と横ばいのままです。その主な理由は、一般的にジムには「痩せる」という目的が強く具現化されているため、目標達成後に退会する人が多いからです。DL CHASE jAPANは、そうした現状を打破するために、「ジム＝健康」という新しい概念を普及させることを目指しています。

DL CHASE jAPANが設立した「ORKA GYM」では、利用者が健康状態を定期的にデータで確認できるよう、様々な測定を行っています。具体的には、血管年齢や血中酸素濃度、筋の断面積を把握することができる超音波診断装置などの最新医療設備を導入。これにより、利用者は自分の健康状態を視覚的に確認し、それに基づいた最適なトレーニングメニューを受けることができます。これによって、自己の健康を維持しながらフィットネスを楽しむことが可能になります。

今回のプレス説明会において、DL CHASE jAPANはこれらの取り組みや最新設備を披露し、さらなるフィットネス市場拡大へのビジョンを示しました。特に注目すべきは、得られたデータをもとにしたパーソナライズドトレーニングプログラムの提供です。このプログラムは、個々の健康状態に応じて設計されており、リバウンドを防ぎながら効果的な結果をもたらします。これにより「ジムで健康」を実現し、永続的なフィットネスライフをサポートします。

DL CHASE jAPANの代表、神谷卓宏氏は、早稲田大学大学院を卒業後、京都大学で筋生理学の研究に従事。フィットネスの可能性を科学的な視点から探求し続けてきました。2014年に会社を設立し、2018年には「最先端科学を民間施設で」という理念のもと、医科学研究所併設のトレーニングジム「ORKA GYM」を設立しました。そして、地域に根差した活動だけでなく、学術的な論文の発表によって医療現場への知見の還元も目指し、持続的な健康促進に貢献しています。

目指すは、日本のフィットネス人口を10%に拡大すること。これを実現するために、一般の方々への講演活動やスポーツ現場での普及活動、さらに大学との共同研究を進めています。今後も、年齢や性別に応じたトレーニング方法の開発や、専門知識を基にした理論的なトレーニングの重要性を啓蒙する活動を行い、フィットネスの新しい基盤を築くための努力を続けていくでしょう。

DL CHASE jAPANの活動は、健康に対する理解を深め、より多くの人々がジムを単なるダイエットの場ではなく、健康を維持・増進する場として選択することに寄与しています。今後の展開が期待される中、私たちもその進展を見守り続けていきたいと思います。

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