アンドゲートとCTCの協業によるAIOpsの革新
株式会社アンドゲートは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)と手を組み、最先端のクラウドサービス「StageCrew™」を自社のマネージドサービス「ANDGATE AIOps」に導入しました。このパートナーシップを通じて、国内エンタープライズ企業向けにAIOps(Artificial Intelligence for IT Operations)を活用した新しいサービスの提供を開始します。
協業の背景と現状の課題
IT業界において、システムの規模や複雑性が増す中、運用チームは様々な課題に直面しています。特に、監視ツールが多岐にわたることから生じる情報の分断、原因の特定にかかる時間や労力の増加、そして属人化による品質のばらつきといった問題が顕在化しています。
これらの課題に対処するため、AIを導入したAIOpsの活用が非常に重要になっています。AIOpsを導入することで、運用の効率化や標準化が図れると考えられています。
StageCrew™の特長
CTCが展開する「StageCrew™」は、クラウドネイティブな技術とマルチモーダルAIを駆使しています。このサービスは、次のような価値を運用現場にもたらします。
- - 異常検知と傾向分析: 予防措置を取り、システムの安定稼働を促進。
- - 対応フローの可視化と標準化: 属人化を排除し、運用の一貫性を確保。
- - ツールの一元化: 効率的なオペレーションを実現。
このように、StageCrew™は日本国内で開発され、すでに米国市場でも運用されており、信頼性と拡張性がある製品です。
アンドゲートの貢献
アンドゲートは、クラウド構築や監視、自動化の分野において豊富な実績をもつMSP業者です。特に、厳しい条件下でも即座に結果を出す能力に定評があります。この協業を通じて、CTCが開発した「StageCrew™」の導入により、国内向けのクラウド運用自動化と監視最適化サービスが大幅に強化されます。
アンドゲートは、グローバルな質を有するAIOps機能を日本の企業に提供し、自社の知見を活かした実装型AIOpsを現場で確実に展開できる体制を整えています。これにより、企業は運用負荷の軽減や対応品質の向上、業務の標準化を同時に実現可能です。
田村謙介代表のコメント
「アンドゲートでは、現場の“段取り力”と“再現性のある方法論”を強みに、困難な条件下でもQCDを守る支援を行っています。CTCとの協業により、運用全体を標準化し、高度化する体制が実現しました。国内のクライアントにAIOpsを通じて“次の一手”を示していきたいと考えています。」
協業の意義
今回のアンドゲートとCTCの協業は、関連する顧客と市場に対して非常に重要な影響をもたらします。
1.
顧客向けのメリット: 先進的AIOps基盤とアンドゲートの現場支援を融合させることで、企業は安定稼働、効率化、標準化を同時に達成できます。
2.
パートナーと業界への影響: 国内システムインテグレーター(SI)と大手SIerの協業により、AIOps市場に新たなベンチマークが設定され、業界全体の運用高度化が加速します。
会社情報
株式会社アンドゲートは、現場対応から先端技術の導入に至るまで、豊富な経験を持つIT技術者集団です。プロジェクトマネジメントやAWSを活用したインフラ構築、システム開発など、多岐にわたる業務を展開しています。クライアントの多様なニーズに応える“段取り力”で、複雑な課題にも取り組んでいます。
所在地: 東京都中央区銀座2-14-4 銀座スクエア8階
代表者: 代表取締役 田村謙介
事業内容: プロジェクト推進支援、AWS・システム開発など
公式サイト:
アンドゲート公式サイト