幹細胞コスメ調査
2018-11-28 09:30:06
幹細胞コスメの若年層認知度調査、驚きの結果に注目集まる
幹細胞コスメの現状とその認知度
近年、美容業界において注目されている「幹細胞コスメ」。これは、肌の再生を助ける幹細胞のエキスを使用した製品群で、自らの肌を若返らせる可能性があるとして、特に注目されています。しかし、その認知度は如何なものかという疑問が多く寄せられています。実際、2018年に実施された調査によれば、18歳以上の女性1485人に対し、日本国内では8割以上が幹細胞コスメを知らないという結果が出ました。
調査概要と結果
この調査には、18歳から54歳以上までの各年代の女性が参加し、インターネットで実施されました。調査結果によると、特に若年層の認知度は驚くべき数字を記録しています。
18歳〜24歳
この世代の86.2%が「知らない」と回答。幹細胞コスメを「使ったことがある」との回答はわずか1.8%に留まりました。その理由として考えられるのは、まだ肌のエイジングケアのニーズが低いことです。学生や社会人1〜2年目の価格面のハードルも影響していると見られます。
25歳〜34歳
25歳から34歳の女性では、知名度が少し上昇し、81.6%が「知らない」との回答でした。しかし、使ったことがある割合は3.5%に達し、他の世代と比べると高い結果です。この時期はファッションやメイクに最も興味を持ち始める世代であり、アンチエイジングが気になる年代でもあるため、幹細胞コスメへの関心が高いことがうかがえます。
35歳〜44歳およびその後の世代
35歳〜44歳では87.4%が「知らない」と回答。こちらの世代は、キャリア形成や育児で忙しく、スキンケアにあまり時間が取れない傾向があります。45歳〜54歳では再び関心が高まるも、価格面や経済的余裕により使用率は低いという結果。また、55歳以上の女性でも86.1%が「知らない」と答えており、意外な低認知が浮かび上がります。
幹細胞コスメの認知度が低い理由
幹細胞コスメの認知度が低い要因には、情報の発信源が特にインターネットに偏っていることが挙げられます。多くの世代の女性がテレビを主要な情報源としている中、インターネット販売が進む幹細胞コスメは、その存在を知る機会が限られています。
今後の展望
幹細胞コスメは、基となる原材料が少量生産のため、価格が高くなりがちです。しかし、生産効率が向上すれば、価格が下がることが期待され、普及が進む可能性があります。また、すでにアメリカや韓国では大きな市場を形成しており、日本でも今後テレビ番組や雑誌等での紹介が増えることが認知度向上につながると考えられます。これにより、メジャーなコスメと同様に幹細胞コスメが広く受け入れられる日が来るかもしれません。
幹細胞コスメに関する詳細情報は、専用のウェブサイトや関連するブログで随時発信されており、興味を持つ女性ならぜひチェックしておくことをお勧めします。今後の動向が注目される中、自分の美容法にぜひ取り入れたいアイテムの一つです。
会社情報
- 会社名
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Junichi Kishimoto / 記者
- 住所
- 電話番号
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080-4685-4785