巨大チョコレート駒のお披露目
高槻市は将棋のまちとして知られる場所ですが、最近、株式会社明治によって新たな話題が提供されました。2023年11月17日(日曜日)に予定される「関西将棋会館開館記念式典」と「高槻市将棋のまち推進条例施行」に向けて、明治が制作したチョコレート製の巨大駒が晴れてお披露目されました。
このプロジェクトは、明治と高槻市が令和4年に結んだ包括連携協定の一環として実施されており、市のPRを目的としています。今年で高槻市は市制施行81周年を迎えることから、将棋盤の升目の数「81」に由来し、同社の「チョコレート効果カカオ72%パウチ」が81袋分使用され、王将の駒の形状に固められました。その重量は約3.2キログラム、高さ約30センチメートル、幅約27センチメートルというサイズです。
お披露目イベントには、高槻市を代表するマスコットキャラクターである「はにたん」と、明治の人気スナック「カール」のイメージキャラクターである「カールおじさん」が応援サポーターとして駆けつけました。濱田剛史市長と明治の黒田充関西支社長が共同で駒を覆っていた布を除幕し、完成を祝いました。
この日、黒田支社長は「長年高槻市と関わりを持ち、地域貢献の想いからこのプロジェクトに取り組んだ。制作ではいくつかの苦労があったが、無事に形になったことを嬉しく思う」と述べました。濱田市長も「このチョコレート駒を通じて『将棋のまち高槻』の魅力を引き続き盛り上げていきたい」と意欲を見せました。
今後、このチョコレート駒は11月16日(土曜日)に開催予定の「高槻将棋まつり」や市内の各施設での展示など、様々なイベントで「将棋のまち高槻」を広くPRするために活用される予定です。明治が関わることで地域の明るい話題が生まれ、将棋文化の振興にも寄与していくことでしょう。
このように、高槻市の将棋文化に新たな風を吹き込み、地域活性化に貢献するチョコレート駒。地元の皆さんはもちろん、将棋ファンにとっても興味深い取り組みと言えるでしょう。地域と共に歩みながら、新たな魅力を発信し続ける高槻に今後も期待が寄せられます。