この度、FC大阪はFW宇高魁人選手との契約満了を発表しました。宇高選手は26歳、背番号18を背負い、2014年からサッカーの道を歩んできました。自己紹介として彼は、身長180cm、体重72kgとアスリートとしてのスタイルを備えています。長崎総合科学大附高校を経て、東京国際大学で力をつけた宇高選手は、2021年にはヴェルスパ大分からFC大阪に加入し、以来約3年半にわたりチームを支えてきました。
今季の成績はJ3で9試合出場ながら得点は0、また大阪サッカー選手権においても同様に0得点という結果でしたが、彼はこれにめげることなく、この経験を成長の糧と捉えています。その一方で、通算成績を見ると、J3での16試合で0得点、JFLでの31試合で3得点、天皇杯でも2試合無得点と、思うような結果を出せなかった部分もあるようです。
退団に関して宇高選手は、ファンやサポーター、チームスタッフへの感謝の意を強調しました。「FC大阪に入った3年半、本当に多くの支えをいただきました。私が在籍している間、共に昇りつめた歴史が刻まれていることは、心から誇りに思います」と述べ、FC大阪での経験を貴重なものとして語っています。
彼はまた、FC大阪がJFLからJリーグへ昇格した瞬間に関与できたことが自分にとって最高の栄誉であるともした上で、今後のチームのJ3からJ2への昇格への期待を表明しました。「今年も仲間たちと共に昇格を目指して新たな挑戦をしてほしい」とのメッセージを送り、クラブへの愛情を表しています。
最後に、宇高選手は、「どこかでまたサッカーを通じて皆様に良い報告ができるよう、もっともっと頑張ります」と、自身の今後の意気込みを語りました。これからの活躍にも期待が寄せられます。
FC大阪は、大阪府東大阪市を本拠地とし、Jリーグ(J3)クラブとして地域に根ざした活動を続けています。