LET’S EXPOが支援した15万人以上の万博参加者！満足度調査結果公開！

LET’S EXPOが実現した万博参加体験

一般社団法人関西イノベーションセンター（MUIC Kansai）の取り組みである「LET’S EXPO」は、大阪・関西万博の期間中、延べ15万人以上の参加者を支援しました。万博への参加を希望していたが、移動が難しい方々に向け、「会場内サポート」という特別な支援を提供し、その結果に基づく満足度調査がこの度発表されました。この調査は300名を対象に実施され、利用者からの喜びの声が多数寄せられています。

アクセシビリティの向上

LET’S EXPOは、「行こう。あきらめていた人と。」という理念のもと、肢体不自由や視覚障がいを抱える方々が万博参加を諦める必要がないよう、両面からサポートを行なっています。実際、万博会場内では車いすユーザーの押し手サポートを行い、432名の利用者に対して、快適な移動を実現しました。また、バーチャル参加についても、オンラインツアーを通じて万博の魅力を多くの方に届け、延べ15万人以上が利用しています。

満足度調査の結果

最近実施された満足度調査では、「大阪・関西万博を訪れて楽しかったですか？」という質問に95.1%が「楽しかった」と回答しました。参加者からは「久しぶりに外出を楽しめた」「諦めていたパビリオンに入ることができた」といった感想が多く、88.4%の方が「会場内サポートが来場のきっかけになった」と答えています。このことからも、LET’S EXPOの支援が多くの人々の万博参加の障壁を取り除いていることが明らかになりました。

利用者の声

調査の中で寄せられた利用者の声は感動的であり、サポートなしでは万博に行けなかったという意見が多く見られました。「行けて良かった。第二回も楽しみです」という利用者の言葉が、LET’S EXPOの取り組みの意義を物語っています。また、サービスの品質にも満足しているとの結果が出ており、大多数がボランティアスタッフの対応に感謝している様子が窺えます。

今後の展望と取り組み

LET’S EXPOは、今後も「会場内サポート」を他の大規模イベントにも展開していく意向で、次回は2027年の国際園芸博覧会での実施を予定しています。これに向けて、2026年1月から各種検証や実証を本格的に進めるとのことです。利用者から寄せられた「お金を支払ってでも利用したい」という声が82.3%に達したことも、LET’S EXPOの支援の求められる重要性を示しています。

LET’S EXPOの理念

LET’S EXPOは、万博へ参加できないと感じている方々に対して様々な支援を通じて、「行きたい」という願いを叶えるプロジェクトです。万博という大きなイベントが、より多くの人々にアクセス可能で楽しい体験となるよう、今後も取り組んでいく所存です。これからも多くの方々が安心して楽しめる万博を実現していけるよう、支援を続けていくことを目指します。