ポニーキャニオンが発表した新たなサステナビリティレポート
株式会社ポニーキャニオンはこのたび、「サステナビリティレポート2024」を公開しました。
このレポートには、2023年度のサステナビリティ活動の内容が詳しくまとめられており、同社が掲げる持続可能性の目標に向けた進捗状況が示されています。特に注目すべき点は、2030年度の目標に向けた中間地点として、2027年度の新たな目標を設定したことです。これにより、ポニーキャニオンは持続可能な社会の実現に向けた活動を一層強化する姿勢を示しています。
サステナビリティ方針の背景
ポニーキャニオンは、2022年6月にSDGs(持続可能な開発目標)の宣言を行い、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを開始しました。具体的な方針として、エンターテイメントを通じた社会課題の解決やダイバーシティ、インクリュージョン、クリエイターとのフェアな取引、環境への配慮などが掲げられています。これらの重点テーマのもと、同社は社会に対する責任を果たすべく、様々な活動を実施しています。
重点取り組みテーマの実績
2023年度における具体的な取り組みとして以下のような活動が行われました:
1.
エンターテイメントを通じた社会課題解決
地域との連携を図り、長谷川ミラ氏によるSDGsの啓発や能登半島地震への支援など、エンターテイメントを通じた社会貢献活動が展開されました。
2.
ダイバーシティ&インクリュージョン
アンコンシャスバイアス研修を全社員が受講するなど、多様性を尊重する企業文化の醸成を図っています。
さらに、男性の育児休暇の促進や障害者雇用の新規採用も進めています。
3.
クリエイターとのフェアな取引
クリエイターとのフェアな取引ルールを制定し、その運用を開始しました。
これにより、制作の進行スケジュールに関するモニタリングも行っています。
4.
環境に配慮した創造
環境に優しい材質を使用した製品や包装を推進しており、デジタル納品の推奨なども行っています。
これらの取り組みを経て、ポニーキャニオンは2027年度に向けた新たな目標達成に向けた活動を継続的に報告していく方針です。また、リアルタイムでの活動報告や詳細な取り組みについては、同社のサステナビリティページで確認可能です。
今後の展望
ポニーキャニオンは、今後も持続可能な社会を実現するために必要な施策を積極的に展開し、年次ごとにその進捗を発表していく予定です。音楽、映画、スポーツなどのエンターテイメント事業を通じて、社会に貢献しながら、持続可能性を追求する姿勢に注目が集まります。
国家や地域社会と連携しつつ、自社のビジネスモデルを進化させ、全てのステークホルダーにとって価値ある存在であり続けることが期待されています。
会社情報
所在地:東京都港区六本木一丁目5番17号 泉ガーデンANNEX
設立:1966年10月1日
事業内容:音楽、文芸、映画、スポーツなど多岐にわたるオーディオ・ビジュアルソフトおよびデジタルコンテンツの製作・販売。
詳しくは、
ポニーキャニオンのサステナビリティページをご覧ください。