生産管理システム『Encyclo Profitsmasse』が販売終了へ、次世代システムへ移行

生産管理システム『Encyclo Profitsmasse』の販売終了について

扶桑電通株式会社は、長年にわたり提供してきた生産管理システム『Encyclo Profitsmasse』の販売を2025年9月30日をもって終了することが伝えられました。このシステムは、2004年から多くの企業に導入されてきましたが、様々な事情により、いよいよその幕を下ろすことになります。

販売終了の背景

『Encyclo Profitsmasse』の基盤となるのは、Microsoft社のWindows Server 2012 R2というOSです。しかし、同OSに対する拡張セキュリティ更新プログラムの配信が、2026年10月13日に終了すると発表されており、この停止がセキュリティ上のリスクを高めることから、扶桑電通は販売を終了することを決定しました。厳格なセキュリティが求められる現代のビジネス環境において、プログラムのセキュリティが確保できない製品を提供し続けることは難しいため、重要な判断であったと言えるでしょう。

後継製品『Encyclo Audible』の登場

扶桑電通は、販売終了する『Encyclo Profitsmasse』の後を引き継ぐソリューションとして、新たに『Encyclo Audible』を推奨しています。この新しい生産管理パッケージは、企業の生産管理業務の効率化及び競争力の向上に寄与することが期待されています。特に、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進においても重要な役割を果たすことでしょう。詳細は扶桑電通の公式ウェブサイトに掲載されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

Encyclo Audibleの詳細はこちら

扶桑電通株式会社の概要

扶桑電通は、東京都中央区に本社を構える企業で、1948年に設立された歴史ある会社です。主にネットワークソリューション及びSIソリューションビジネスを展開しており、全国54カ所の拠点から、顧客の業務上及び経営上の課題を解決するための様々なサービスを提供しています。このような背景を持つ企業が、生産管理システムの販売を終了させる意義は大きいと言えるでしょう。

社名: 扶桑電通株式会社
本社所在地: 東京都中央区築地5-4-18 汐留イーストサイドビル
代表取締役社長: 有冨英治
HP: 扶桑電通株式会社