日本初の教育プロジェクトが始動!
2025年に開催される大阪・関西万博である「EARTH MART」を舞台にした特別なオンライン授業が、京都芸術大学附属高等学校によって実施されることが決定しました。これにより、全国の中高生が万博の展示を通じて「食と命」を考える貴重な学びの場に参加できる機会が提供されます。
元々、「EARTH MART」は食をテーマにしたパビリオンで、食文化や生態系、そして持続可能性について深く探ることができる展示です。この特別オンライン授業は、万博と教育の融合を目指した日本初の試みであり、2025年の8月5日から7日にかけて行われます。
特別オンライン授業の目的と内容
「食を通して、いのちを考える」をコンセプトにしたこの授業は、京都芸術大学の副学長であり「EARTH MART」のプロデューサーである小山薫堂氏が登壇し、全国の中高生を対象にライブ配信形式で行われます。授業の内容は多岐にわたり、理科、美術、社会などさまざまな教科の観点から「食と命」「持続可能性」「技術進化」などをテーマにします。
各日、午前と午後の2回に分けて授業が行われ、参加は無料です。特に進学や転校を考えている中高生にとって、新しい学びの機会として価値のあるプログラムです。参加者はZoomを通じてコミュニケーションを取り、映像やワークを交えた双方向の授業を体験できるため、学びを深めるだけでなく、仲間との対話も促進されます。
授業テーマの具体例
授業は各教科の視点からアプローチされ、以下のようなテーマが予定されています。
食物連鎖や生態系をテーマに、いのちの循環を探ります。
家庭の食卓から世界の文化や経済を知る体験が用意されています。
色彩を通して感情やいのちを表現する方法を考えます。
- - 保健体育: 「もし『いのち』に重さがあるとしたら?」
医療や心の健康をデータから考察し、価値を見える化する挑戦が行われます。
- - 英語: 「『いただきます』って、英語でどう伝える?」
日本の食文化を海外に伝える方法を学びます。
これらの授業を通じて、参加者は食の重要性や文化、さらには未来を見据えた食の在り方について深く考えることができるでしょう。教育を通じて食を学ぶことの重要性を広め、「いただきます」の意味を再認識する機会になることを期待しています。
参加申し込みと概要
この特別授業は2025年8月5日から7日まで、毎日10:30~12:00、13:30~15:00に実施されます。全国の中高生を対象にしており、参加は無料です。興味のある方は、事前に申し込みを行い、万博の魅力と共に特別な学びを体験してください。
公式サイトでの詳細や申し込み方法も確認が可能です。新しい学びの場を通じて、未来の食と命について考えるひとときをあなたも体験してみませんか?
詳細・申込はこちら
この授業を通じて、食をめぐる教育の新たな可能性が広がることに期待しましょう。未来の食文化を担う次世代の育成において、この試みが大きな一歩となることを願っています。