石橋純による関西初の個展「41247」、京都岡崎蔦屋書店で開催

石橋純の写真展「41247」が京都で開催

2025年4月19日（土）から5月6日（火・祝）まで、京都岡崎蔦屋書店のGALLERY EN ウォールにて、写真家の石橋純による関西初の個展「41247」が行われます。本展では、石橋が昨年刊行した写真集『41247』に収められた作品から、約7点のフィルム作品が展示され、彼のユニークな視点と人生観が表現されます。

石橋純は、東京を拠点に様々な国や地域の自然とふれあいながら、登山や旅を通じて写真を撮り続けているアーティストです。彼は2022年に初の写真集『Life is Fleeting』を発表し、昨年には2冊目となる『41247』を公開しました。この写真集では、アメリカ、タイ、インド、バングラデシュ、日本での旅を通じて出会った人々や自然の瞬間をフィルムカメラで切り取っています。これらの作品は、あるテーマに基づいており、石橋自身の深い体験や思想を反映した内容となっています。

展覧会では、展示される作品の他にも、写真集『41247』を手に取ることができ、観客はアーティストの作品世界をより深く理解することができるでしょう。彼の作品は、この展覧会の直前に東京で開催された「BOOK AND SONS」での個展でも大変好評を博しており、訪れる価値は十分です。

作家のメッセージ

石橋は自身の作品について、「過去に見たことのないはずの情景を、強く自分の記憶として感じることがある」と語ります。彼は、単なる錯覚ではない、奥深い感覚が写真に映し出されることを目指して旅を続けてきました。観客は、彼が追求する「写真」の本質を感じ取ることができるでしょう。

作品の購入について

展示作品は、展覧会初日の4月19日（土）から購入可能です。また、アートオンラインプラットフォーム「OIL by 美術手帖」でも一部の作品が4月21日（月）から5月6日（火・祝)まで購入できます。ぜひこの機会を逃さず、アートを身近に感じてみてください。

石橋純のプロフィール

石橋純は、27年間にわたってブラジルの伝統芸能「カポエイラ」を学び、その一環でアメリカ・ロサンゼルスのCapoeira Batuqueの日本支部代表を務めています。国内外で20年近く教えながら、テレビやCM、アーティストのミュージックビデオの監督を担当し、パフォーマーやモデルとしても活動しています。

彼の写真は、特に人々の感情に訴えかける作品が多く、カポエイラで得た経験が独自の視点に生かされています。特に東京・南青山のジャズクラブ「BLUE NOTE TOKYO」ではオフィシャルフォトグラファーとしても名声を博しています。