オンワードホールディングスがキャリアオーナーシップ経営AWARD 2025で優秀賞受賞

オンワードホールディングスが優秀賞を受賞

株式会社オンワードホールディングスは「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2025」にて、見事優秀賞を獲得しました。この賞は、企業がキャリアオーナーシップ経営の実践を通じて、個人と組織の成長を共に促進することを目的としています。特に、従業員の主体的な取り組みやワーク・ライフ・バランスを重視した改革が高く評価されました。

キャリアオーナーシップ経営AWARDとは

この賞は、キャリアオーナーシップの3つの視点、「可視化」「増加」「つなぐ」を実践し、企業と個人の新たな関係の構築を推進する企業を対象に設けられています。2025年度の審査では、従業員数に応じて「大企業の部」と「中堅・中小企業の部」が設けられ、合計で33社・団体が選出されました。オンワードホールディングスは「大企業の部」での受賞となります。

審査員の評価

審査員が特に注目したのは、オンワードの人材戦略の刷新です。アパレル業界における構造変化や多様な働き方へのニーズに対応し、「働き方デザイン」プロジェクトを中心に、全社的な風土を醸成し、制度を整備してきたことが評価されました。その結果、平均勤続年数の大幅な向上や、男性育休取得率の向上など、定量的な成果を上げています。

働き方デザインプロジェクトの取り組み

「働き方デザイン」は、業務効率化を図りつつ、社員自らが主体的に働き方を変えることを目的としたプロジェクトです。2019年8月以来、定期的な会議を通じて、社員が自身の理想の働き方を見直す機会を設けています。このカエル会議では、チーム単位で「より良い働き方をするために何ができるか」を議論し、多様な働き方が可能な環境づくりが進められています。

これまでの取り組みの成果

過去の取り組みとして、2021年にはプロジェクトの成果を発表し、対談イベントを開催しました。また、出産・育児に関するガイドブックを作成し、制度の周知に努めるなど、継続的な改善が行われてきました。

企業のビジョン

オンワードホールディングスは、1927年の創業以来、「ヒトと地球（ホシ）に潤いと彩りを」の使命を掲げ、ファッション、ウェルネス、コーポレートデザインの3つの領域で事業を展開してきました。今後も多様な個性を生かした「お客さま中心の経営」に向けて、キャリアオーナーシップ経営を推進し、個人と組織両方の成長を図っていくことを誓っています。このような企業の取り組みにより、より良い社会の実現が期待されます。