ユニバーサル ミュージックがA-Sketch株式の66%を取得し新たな展開へ
ユニバーサル ミュージックがA-Sketchの株式取得
2023年、ユニバーサル ミュージック合同会社(以下、ユニバーサル ミュージック)は、山梨県南都留郡富士河口湖町に拠点を置くアミューズから、A-Sketchの全株式を取得する契約に合意しました。これにより、ユニバーサル ミュージックはA-Sketchの66%の株式を所有し、同社の筆頭株主としての地位を確保します。この株式取得は、関係当局の承認を経て完了する見込みです。
A-Sketchは、2008年に設立された音楽レーベルで、アーティストマネジメントと音楽作品の企画・制作に特化した事業を展開しており、今後の成長には新しい才能の発掘が不可欠です。この目的のため、ユニバーサル ミュージックとの提携は非常に重要なステップとなります。
株式取得の背景と目的
音楽ビジネスは常に変化しており、特にトレンドの移り変わりは非常に早いです。そのため、ユニバーサル ミュージックは新たなアーティストを発掘し、楽曲のレパートリーを充実させることを目指しています。今回の株式取得により、特に若い世代に支持されるクリエイターやアーティストを増やし、より魅力的なコンテンツを提供することが可能になります。
加えて、ユニバーサル ミュージックは、ファンとのつながりを強化する施策を進めていく予定です。これにより、A-Sketch所属アーティストのグローバル展開を支援し、両社のアーティストを育成するためのノウハウを最大限に活用することで、音楽業界におけるヒットを生み出すことを目指しています。
両社のコメント
A-Sketchの代表取締役社長、相馬信之氏は「ユニバーサル ミュージック グループに加わることを非常に嬉しく思っており、この提携がA-Sketchのアーティストにとって海外市場への大きなチャンスをもたらすことを期待しています」とコメントしています。
一方、ユニバーサル ミュージック社長兼CEOである藤倉尚氏も、「A-Sketchには独自の表現力を持つアーティストが多く、彼らとのコラボレーションを楽しみにしている。グローバルネットワークを活用し、アーティストの価値を高めていく」と意気込みを語っています。
A-Sketchの事業内容
A-Sketchは、2008年に設立以来、音楽レーベルおよびアーティストマネジメントの中心に事業を展開してきました。音楽作品の著作権や原盤管理なども手掛け、アーティストおよびクリエイターの発掘から育成、プロデュースまで一貫したサポートを行っています。音楽コンテンツの活用に注力し、インダストリー全体において影響力を持つ存在感を示しています。
この株式取得によって、両社は今後の音楽業界においてさらなる成長を遂げることを目指し、豊かなコンテンツを提供していく考えです。新たな音楽シーンの創造と、アーティストにとっての新たな機会に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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ユニバーサル ミュージック合同会社
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前1-5-8神宮前タワービルディング
- 電話番号
-
03-4586-2300