ユニ・チャームが新たに『ソフィBe』を発表
ユニ・チャーム株式会社は10月9日、東京都内で「ソフィ 女性のウェルビーイング新提案 『ソフィBe』発表会」を開催しました。このイベントでは、長年にわたり女性の生理ケアを行ってきた「ソフィ」を、ウェルネスケアブランドへと進化させる意義が語られました。
約40年の歴史を持つ「ソフィ」
「ソフィ」は1963年に生理用品市場に登場し、1983年からはブランド名として定着。以来、女性たちが生理期間に快適さを感じられる製品やサービスを提供し続けてきました。2019年からは、女性が自分らしく生活できる社会の実現を目指す『#NoBagForMe』プロジェクトを進め、2020年には企業向けに生理についての理解を深める研修を開始するなどの活動も展開しています。
新商品・サービスの発表
今回の発表会では、これまでの生理ケアに加え、女性の健康全般をサポートする新商品やサービスが紹介され、「ソフィ」は生理ケアブランドからウェルネスケアブランドへと変貌を遂げることが掲げられました。「ソフィ」は、女性の一生を支えるため、「生理」「妊活」「ホルモンと体調」の3つの柱を中心に、心身のバランスを整えることを目指しています。
ホルモンと体調の関係に着目
「ソフィBe」という新しい生理管理アプリでは、ホルモンと体調の変化にスポットを当て、女性が自分の体調に向き合う手助けをします。最大の特徴である「ホルモングラフ」機能によって、ホルモンの変動と気分や体調の関連を視覚的に理解しやすくし、女性自身が体調を把握するためのサポートをします。さらに、「AIチャット」機能も搭載し、不調を気軽に相談できる環境を整えています。
専門家の視点
発表会には、産婦人科医の高尾美穂先生も登壇し、ホルモングラフの重要性を解説。女性ホルモンの変動による身体の不調の理解を促進し、日常的に自分の体調意識を高めることの大切さを伝えました。高尾先生は、働く女性たちの産業医としても活動し、健康的なライフスタイルを支援するための情報提供を実施しています。
女性の健康を総合的に支える取り組み
「ソフィ」は生理用品の提供にとどまらず、妊娠を考える女性のためのサポートやホルモン管理に至るまで、女性の全ライフステージに寄り添うものとなることを目指しています。今後も、女性がそれぞれのライフステージで自己実現を追求できるよう、関連商品やサービスを拡充していく意向が示されています。
アプリのダウンロードと今後の展望
『ソフィBe』は、iOSおよびAndroidの両方で利用可能で、ダウンロードリンクも提供されています。ユニ・チャームは、今後も女性の健康を支えるための努力を続けていくと発表しています。
このような姿勢は、女性たちが公私にわたり充実した人生を送るためのサポートにつながっていくでしょう。