名作絵本『ゆきがやんだら』新装版が登場!
2024年12月5日、株式会社Gakkenより酒井駒子による傑作絵本『新装版ゆきがやんだら』が発売されることが発表されました。世界中で翻訳され、多くの人々に愛されてきたこの絵本は、2009年にオランダの銀の石筆賞を受賞し、同年のニューヨーク・タイムズが選ぶ「子供の絵本最良の10冊」にも名を連ねるなど、数々の賞を受賞しています。今回の新装版では、ただのリニューアルにとどまらず、デザインの見直し、用紙の再検討、そして原画のスキャニングを一から行うなど、著者とデザイナーが丁寧に作り上げた一冊となっています。
『ゆきがやんだら』のストーリー
この絵本は、雪深い冬の夜、うさぎのぼくがママと二人だけの特別な時間を過ごす物語です。遠くで仕事をしているパパが雪の影響で帰れなくなり、ママと静かな一夜を過ごすことになります。「ママとぼくしかいないみたい、せかいで」と感じるこの非日常的な時間は、真っ白な雪に包まれた世界の中で、心温まる優しい瞬間をもたらします。最後には、どのような出来事が待ち受けているのか、静かな雪の日を背景に描かれた親子の絆が、読者の心に響きます。
新装版の魅力
新装版の最大の魅力は、その美しい原画の再現性です。色味を慎重に調整し、原画に近づける作業がなされており、酒井駒子の作り上げた静謐な冬の情景が、一層引き立っています。雪に包まれた情景は、見る者の心を穏やかにし、時間の流れをゆっくりと感じさせてくれます。また、32ページの中で描かれる繊細な世界観は、子供だけでなく大人にとっても新たな発見をもたらすことでしょう。
酒井駒子について
兵庫県出身の絵本作家、酒井駒子氏は、数々の受賞歴を持つ実力派です。これまでに数多くの絵本を手がけ、特に『よるくま』や『はんなちゃんがめをさましたら』などは広く知られています。彼女の作品は、どれも心に響く物語と美しいイラストで構成されており、読む人を魅了し続けています。『ゆきがやんだら』もその一つで、今や冬の定番の絵本として多くの家庭で愛されています。
まとめ
今回の新装版『ゆきがやんだら』は、その美しさや心温まる物語性から、冬にぴったりの一冊です。雪の日にふさわしい特別な時間を過ごす中で、親子の絆や愛情を再確認できることでしょう。ぜひ手に取って、その美しい世界に浸ってみてはいかがでしょうか。商品はAmazonや楽天ブックスで購入可能です。
商品情報
- - タイトル: 新装版ゆきがやんだら
- - 作・絵: 酒井駒子
- - 定価: 1,980円(税込)
- - 発売日: 2024年12月5日
- - 判型: 241×217mm/32ページ
- - ISBN: 978-4-05-206060-1
- - 発行所: 株式会社Gakken
詳しい情報は
ここをクリック。