デジタルバッジ導入
2024-12-05 10:54:28

ズイタン大学に導入されたデジタルバッジ証明書システムの全貌

ズイタン大学におけるデジタルバッジ証明書システムの導入の目的



株式会社フォアーが開発した「デジタルバッジ単位証明書システム」が、ベトナムのズイタン大学に導入されました。このシステムは、W3C Standardに準拠したデジタルバッジを使用し、学習者の単位取得を証明するものです。最近、学歴詐称や証明書の偽造といった問題が社会的に大きな関心を集めています。フォアーは、このような背景において新しい技術による解決策を提供したといえます。

背景と課題



近年、採用市場では求職者のスキルや能力を正確に判断することが求められています。しかし、企業が持つ情報が不明確なため、適切な人材を見つけることが難しくなっています。特にベトナムでは証明書の偽造が多発しており、学生たちが本来の実力を正しく評価されることが困難な状況に陥っています。これは大学のブランドイメージを損なう要因ともなり、全体として教育市場に悪影響を及ぼしています。

新たなソリューションの開発



フォアーは、この課題を解決するために「デジタルバッジ単位証明書システム」を開発しました。このシステムは、VC(Verifiable Credentials)付きデジタルバッジの発行、保管、検証を管理するためのプラットフォームとして「iDroit Dashboard」に基づいています。デジタルバッジは、特に改ざんが難しい暗号技術を用いて発行されるため、偽造が非常に困難です。また、PDF形式での発行により、証明書の内容もユーザビリティを考慮した設計となっています。

ズイタン大学での導入



このデジタルバッジシステムはズイタン大学のセキュリティコースで導入されました。教員や大学職員が管理するポータルサイトから簡単に証明書を発行することができ、学生は個別のポータルサイトを通じて証明書をダウンロードします。また、証明書の検証プロセスはフォアーが提供する検証サイトを利用して行うことができ、学生や就職活動者にとって安心感があります。

今後の展望



今後、フォアーは学生からのフィードバックを基にシステム改善を進めると同時に、オープンバッジ標準やVC/DIDの変化も見守りながらサービスの向上に努めていく予定です。将来的には、このアプリケーションをオープンソースで公開し、コミュニティに貢献する方針も考えています。

お問い合わせについて



「デジタルバッジ単位証明書システム」に関するご興味やお問い合わせは、株式会社フォアーのウェブサイトから申し込んでいただければと思います。デジタルアイデンティティ技術の発展に向けた取り組みも積極的に行なっています。

メンバー・募集に関して



また、フォアーではデータサイエンスやサイバーセキュリティ、分散型台帳技術に関心を持つ方を歓迎しています。我々の研究開発プロジェクトに参加し、共に社会問題の解決に向けた取り組みを進めていきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社フォアー
住所
東京都千代田区東神田2-8-16 GLEAMS AKIHABARA 601
電話番号
03-6822-6571

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