直島新美術館
2023-09-05 11:41:58

直島に新たな美術館が誕生!アジアの現代アートの拠点へ

直島に新たな美術館が誕生



2025年春、香川県直島に新たな美術館が誕生するという歓喜のニュースが舞い込みました。この美術館は、アジアの現代アートと交流し、発信する拠点としての役割を担います。直島は、既に多くのアート作品や施設が点在する島で、これまでの美術館群に有機的に結びつく新たな拠点となることでしょう。

直島とアートの歴史



直島では1990年代から、ベネッセアートサイト直島によって数多くのアート施設が展開されてきました。特に南部には安藤忠雄設計による、ベネッセハウス ミュージアム(1992年初開館)、地中美術館(2004年)、李禹煥美術館(2010年)などがあり、国内外のアートファンを惹きつけてきました。

また、島内の本村地区では、アーティストが古い家を改修して作品として表現する「家プロジェクト」や、ANDO MUSEUM(2010年)も公開され、多様なアート表現が行われています。さらに、宮ノ浦地区には入浴できる「I♥湯」(2009年開館)やギャラリーに改装された宮浦ギャラリー六区(2013年)もあり、地域の歴史や文化に触れることができます。

新美術館の設計と特色



この新しい美術館は、安藤忠雄氏が設計を手掛け、その特徴的なデザインが期待されています。大きな屋根が丘陵を穏やかに覆い、地下2階、地上1階の構造を持っています。自然光を取り入れた階段室があり、ギャラリーは階段の両側に配置されています。また、北側にはカフェが併設され、瀬戸内海の美しい景観を楽しめるテラスがあります。

外観は、直島の集落の景観に調和するよう、焼杉のイメージに基づいた黒漆喰の壁面や、小石を使った塀が設けられています。このように、建物自体が直島の歴史や住民の営みとつながるデザインが施されています。

アートの交流と発信の場へ



新美術館は、過去のベネッセアートサイト直島の活動を引き継ぎつつ、アジア地域のアーティストとの交流を深める拠点となります。日本を含むアジアの現代アートを中心に、社会や環境、歴史に関する独自の視点を持ったアート作品の展示・収集を行います。

また、企画展示の開催やトーク、ワークショップなど多様な活動も計画されており、地域住民やアート愛好家と広く交流できる場所として機能することが期待されています。これにより、より多様な視点やメッセージが発信されることになります。

まとめ



直島の新美術館は、2025年春の開館予定で、香川県香川郡直島町3299-73に位置し、敷地面積は6,017.67㎡、延床面積は3,176.43㎡です。ディレクターには三木あき子氏が就任し、これからのアート界に新たな刺激を与えることでしょう。直島は、アートを通じて訪れる人々に新しい体験を提供し、さらなる文化的な魅力を増していくことでしょう。

会社情報

会社名
公益財団法人 福武財団
住所
香川県香川郡直島町2249-7
電話番号

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