近大農学部生が手がけたICTイチゴ、期間限定で販売
近畿大学農学部では、現代の農業にICTを取り入れた独自の「なら近大農法」を用いて、学生たちによるイチゴ栽培が行われています。この度、農学部生たちが自ら育て上げた「近大ICTイチゴ」が、数量限定で販売される運びとなりました。販売期間は2025年2月21日から24日までの4日間、大阪市内の千林商店街において実施されます。
近大ICTイチゴとは?
「近大ICTイチゴ」は、一般的な品種である「とちおとめ」と「紅ほっぺ」を採用し、農学部生たちによって栽培されています。今年度のイチゴは、先行して昨年の販売が好評を博したため、再度の販売が決定しました。農学部生たちは、環境に優しいICT農法を駆使し、キャンパス内の温室でイチゴを育成。栽培にあたり、作業の自動化を推進し、農作物への水分や肥料の供給を精密に管理しています。
学生たちの実践的な学び
このプロジェクトは、農学部生にとって実学の学びが得られる貴重な機会でもあり、学生たちはイチゴの定植から収穫、さらには販売計画やマーケティングのロゴデザインに至るまで、一連の流れを経験することが期待されています。特に、包装フィルムには学生たちの手によるロゴが施されており、地元農業の新しい形を象徴するものとなっています。
販売イベントの詳細
販売初日の2月21日には、近大ICTイチゴの販売促進イベントが行われ、農学部の学生たちが自ら店頭に立ち、イチゴを販売します。販売場所は、大阪市旭区の「街ナカ産直マルシェ千林商店街店」で、毎日限定数が用意されるため、早めの訪問が推奨されます。
- - 商品名: 近大ICTイチゴ(品種:とちおとめ、紅ほっぺ)
- - 販売日時: 2月21日(金)~24日(月・休)、10:00~17:00
- - 価格: 1パック(250g)550円(税込)
- - 問い合わせ先: 大和アグロファーム株式会社(0747-54-5018)
ICT農法の利点
近大農法は、農業の自動化を図ることで、初心者でも簡単に栽培ができるシステムを構築しています。例えば、温度や水分量、肥料の状態をリアルタイムで計測し、データを蓄積することで、収穫量の向上や作物の品質保持が可能です。この取り組みにより、イチゴの栽培が効率的に行われ、さらに環境にも配慮した持続可能な農業が実現されています。
近大農学部の未来の農業への貢献
このように、近畿大学農学部は、ICTを駆使した新たな農業モデルを確立し、現代の社会問題にも応えています。今後も学生たちが学び続けることで、新たな農業技術の確立やさらなる商品開発が期待できるでしょう。これからの季節、ぜひ「近大ICTイチゴ」を味わってみてください。農学部生が一生懸命育てた、自信作の味をお楽しみに!