株式会社Sassorが電力系統空き容量情報を検索できる新サービスを発表

株式会社Sassorの新たな挑戦

株式会社Sassorは、東京目黒区に本社を構える企業で、電力ビジネスの向上に寄与するため新たな情報サイト「グリッド研究所」を開設しました。このサイトは、電力系統に関連する情報を体系的に発信し、業界の効率化と発展を目指しています。

電力系統空き容量情報の検索を支援する「系統空き容量まとめ」

「グリッド研究所」の第一弾サービスとして発表されたのが「系統空き容量まとめ」です。このサービスでは、日本全国の電力系統の空き容量情報を簡単に検索できるツールを提供しています。これにより、系統用蓄電池や再生可能エネルギーの導入を考える事業者たちにとって、非常に有益な情報源とみられています。

独自の検索機能

「系統空き容量まとめ」は、一般送配電事業者が提供する全国の系統空き容量データを収集・整理し、一元的に提供しています。ユーザーは地域、送電線名、電圧などの条件でデータを検索し、必要な情報を迅速に見つけることが可能です。現在は東京エリアのデータのみですが、今後他エリアにも対応拡大する予定です。

マッピング機能の追加予定

さらに、ユーザーがスムーズに設置候補地を選定できるよう、送電線や変電所の位置情報を地図上に表示する機能も今後追加予定です。これにより、ユーザーにとって使いやすく、視覚的にも理解しやすいプラットフォームの構築が期待されます。

系統空き容量まとめの詳細はこちら

「グリッド研究所」の今後の展望

「グリッド研究所」は、今後も電力ビジネスに関する情報を増やす計画です。例えば、仮想発電所（VPP）の最新ニュースや導入事例、系統用蓄電池に関する最新技術や法規制の動向を解説するコンテンツ、電力市場の市況分析記事など、多岐にわたる情報提供を行う予定です。

これにより、電力関連ビジネスのニーズに応える情報プラットフォームへと成長していくことが予想されます。

株式会社Sassorのエネルギーに対する理念

Sassorは、エネルギーリソースの分析や制御を行う技術に基づき、容量市場や需給調整市場向けのアグリゲーションサービス「ENES」の開発と提供に注力しています。今後も蓄電池を活用した収益の向上や再生可能エネルギーの普及のための技術を提供し、持続可能な社会の実現に貢献する企業であり続けることを目指しています。